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第26回 問題3

精神医学と精神医療

次の記述のうち,パニック症におけるパニック発作の典型的な症状として,正しいものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解1動悸を感じる。

解説

パニック発作の典型は、動悸など急に強まる身体の症状です。

パニック症は、予期しないパニック発作がくり返し起こり、また発作が起きるのではという不安(予期不安)が続く病気です。パニック発作は、強い恐怖や不快感が突然高まり、数分のうちに頂点に達する発作で、身体の症状が前面に出るのが特徴です。

典型的な症状には、動悸や心拍数の増加、発汗、震え、息苦しさ、胸の痛み、めまい、このまま死んでしまうのではという恐怖などがあります。動悸を感じるという記述は、この身体の症状の代表にあたるので、正しい内容です。

他の記述は、発作そのものの症状ではありません。空虚感は慢性的に続く感覚として別の病態で語られ、注目を浴びる場面を避けたり周囲の視線が気になったりするのは、人前での不安を中心とする社交不安症の特徴です。興奮して走り出すような行動も、パニック発作の症状としては挙げられていません。

見分け方として、パニック発作の問では、突然起こる自律神経系の身体症状(動悸・発汗・息苦しさ)があるかを手がかりにすると、他の不安症の特徴と区別しやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第26回 精神保健福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題3。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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