第26回(令和5年度)|精神保健福祉士国家試験
この回には 80問あります。
この回の出題の内わけ
この回は 6科目にわたって出ています。いちばん多いのはソーシャルワークの理論と方法(専門)(25問)です。
- ソーシャルワークの理論と方法(専門)25問
- 精神保健福祉の原理15問
- 精神保健福祉制度論12問
- 現代の精神保健の課題と支援10問
- 精神医学と精神医療10問
- 精神障害リハビリテーション論8問
この回で出た問題
- 問1双極性障害の躁病エピソードに関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい。
- 問2アルコール依存症の治療に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問3次の記述のうち,パニック症におけるパニック発作の典型的な症状として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問4Aさん(74歳,女性)は,2年前に母親が亡くなった頃からふさぎ込むようになり,物忘れが徐々に目立ってきた。物忘れは,ついさっきのことを忘れることが多く,本人の物忘れへの自覚は乏しかった。数ヵ月前から,「お母さんが来ているでしょう」と夜中に何度も夫を起こすようになった。昼間は比較的しっかりしているが,時折,「誰かが財布を盗んだ」と訴えて,険しい表情になることがある。
- 問5Bさん(28歳,女性)は,数年前から,紙幣に誰かの血液が付着しているかもしれないという考えにとらわれて,紙幣に直接触れることができない。やむを得ず触れた後には,長時間手を洗うため,生活に支障が生じており,困って自ら精神科を受診した。
- 問6Cさん(26歳,男性)は,仕事上のささいなミスを上司に注意されてから,職場の雰囲気が変わったように感じ,漠然とした不安を抱くようになった。通勤の時の風景もいつもと違って見え,何か不吉なことが起きるのではないかと怖くなって外に出ることができなくなった。自室にひきこもってさかんに,「怖い」と訴えるため,心配した両親に連れられて精神科を受診した。
- 問7次の記述のうち,注意欠如・多動症(ADHD)の症状として,適切なものを1つ選びなさい。
- 問8Dさん(38歳,男性)は,不眠を主訴に精神科クリニックを受診した。医師が不眠の理由を尋ねると,「常に誰かに後を付けられている。道を行く全ての人が,自分のことを話している。自分を狙っている組織がある」と訴えた。診察の結果,Dさんは,統合失調症と診断され,薬物療法を含む治療が開始された。その後来院した時,Dさんは精神科クリニックのE精神保健福祉士に,「組織の人がそこに来ている気がする。どう思いますか」と心配そうに確認を求めてきた。
- 問9次の記述のうち,精神分析療法として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問10次の記述のうち,入院中の行動制限に関し,「精神保健福祉法」に基づく厚生労働大臣が定める基準として,正しいものを2つ選びなさい。
- 問11次のうち,国際生活機能分類(ICF)でいう心身機能の改善に焦点を当てたものとして,正しいものを1つ選びなさい。
- 問12次のうち,不適切な養育を意味する用語として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問13いじめ防止対策推進法に関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい。
- 問14勤労者の過労自殺に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問15災害時の精神保健に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問16N市では,保健指導としてアルコール関連問題のスクリーニング調査と簡易的な面接指導を行う計画を立てている。
- 問17次のうち,薬物を社会規範から逸脱した目的や方法で自己摂取することを指す概念として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問18犯罪被害者等基本法に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問19次のうち,世界精神保健連盟(WFMH)が提唱し,国際連合が制定した国際デーとして,正しいものを1つ選びなさい。
- 問20P県に採用されたF精神保健福祉士は,児童・思春期の精神保健相談,各種依存症に関する相談や支援,市町村の障害者保健福祉施策に対する技術的援助,精神障害者保健福祉手帳の申請に対する判定業務等を行う機関に配属された。
- 問21次の記述のうち,社会福祉士及び介護福祉士法における社会福祉士の業について,正しいものを1つ選びなさい。
- 問22次の記述のうち,ソロモン(Solomon, B.)が提唱したソーシャルワーク理論の説明として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問23次のうち,ソーシャルロール・バロリゼーションを提唱した人物として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問246月のある日,大学のキャンパスソーシャルワーカーであるG精神保健福祉士のところに,留学生のHさん(1年生)が留学生支援センターの職員に付き添われやって来て,面接することとなった。生気のない様子のHさんはぽろぽろ涙をこぼしながら,「日本の大学に憧れて留学したが,同級生との会話は早すぎてついて行くことができない。授業の内容があまり理解できずに困っている。アパートの隣人からはゴミの分別について強い口調で注意され悲しい気持ちになった。母国にいる家族の期待を考えると苦しくて,もうどうしたらよいか分からない」と訴えた。
- 問25次のうち,ソーシャルグループワークについて,コノプカ(Konopka, G.)が提唱したものとして,正しいものを1つ選びなさい。
- 問26次の記述のうち,精神保健福祉相談員に関する説明として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問27次の記述のうち,精神保健福祉士が行う権利擁護の調整機能に当たるものとして,適切なものを1つ選びなさい。
- 問28Jさん(16歳,女性)は,母親(42歳)と祖母(75歳)の三人暮らしであった。ある日,祖母が認知症のためU精神科病院に入院することになった。U精神科病院のK精神保健福祉士は入院に当たって,母親とJさんと面談をした。母親は離婚後,パート勤務しているが,経済状況は厳しく,二つの仕事を掛け持ちしていた。そのため,母親の帰りは遅く,Jさんが祖母の介護を担っていた。祖母から目を離せない時には,Jさんは高校を休んでおり,周りには相談できる人もいない様子であった。K精神保健福祉士は,Jさんにも専門的な支援が必要であると考え,Jさんの同意を得て関連する機関に連絡をした。
- 問29次の記述のうち,チームアプローチにおけるトランスディシプリナリ・モデルの説明として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問30次の事例を読んで,問題30から問題32までについて答えなさい。
- 問31次の事例を読んで,問題30から問題32までについて答えなさい。
- 問32次の事例を読んで,問題30から問題32までについて答えなさい。
- 問33次の事例を読んで,問題33から問題35までについて答えなさい。
- 問34次の事例を読んで,問題33から問題35までについて答えなさい。
- 問35次の事例を読んで,問題33から問題35までについて答えなさい。
- 問36次の記述のうち,諸外国における精神保健医療福祉の歴史に関する内容として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問37次のうち,2022年(令和4年)の精神保健福祉士法改正により,新たに規定された精神保健福祉士の業として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問38次の記述のうち,レジリエンス(resilience)の説明として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問39次のうち,国連総会で採択された「精神疾患を有する者の保護及びメンタルヘルスケアの改善のための諸原則」(1991年)の内容として,正しいものを2つ選びなさい。
- 問40次の記述のうち,IMR(疾病管理とリカバリー)のプログラムの説明として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問41Dさん(30歳)は半年前に精神科病院を退院し,週3日アルバイトを行い,1日は精神科デイ・ケアを利用している。病状は落ち着いており,デイケアには時間に遅れずにやって来て,メンバーとレクリエーションを楽しんでいた。ところが,Dさんがデイケアを休むことが続いたので,心配した担当の精神保健福祉士が電話をした。Dさんは,「メンバーからカラオケ店に頻繁に誘われるようになった。疲れるので行きたくないが,相手の気分を害するのではないかと思うと断れない」と話した。話を聞いた精神保健福祉士は,Dさんにデイケアの新たなプログラムへの参加を提案した。
- 問42次の記述のうち,精神科医療機関における退院に向けたチームアプローチの説明として,適切なものを2つ選びなさい。
- 問43次の記述のうち,社会リハビリテーションにおけるアセスメントとして,正しいものを1つ選びなさい。
- 問44次の記述のうち,生活場面面接の特徴として,適切なものを2つ選びなさい。
- 問45次のうち,統合失調症の再発率を高めるとされる家族の状況として,適切なものを1つ選びなさい。
- 問46統合失調症の娘をもつEさん(70歳,女性)は10年前より家族相談員として活動している。ある日の相談会に,Fさん(45歳,女性)が初めて相談に訪れ,「息子が病気になったのは親のせいなのでしょうか」と沈鬱な表情で話した。Eさんは,「私も娘が病気になった頃は自分を責めてばかりでした」と話すと,Fさんは,「Eさんもそうだったのですか」と言い,涙を流した。その後Fさんは度々相談会に訪れ,半年経った頃には,「自分を責めてもしょうがないですね。自分の人生を楽しんでもいいですよね」と笑顔で話すようになった。EさんはFさんの変化に励まされ,相談員の活動にやりがいを感じた。
- 問47精神科病院に入職して4か月たつG精神保健福祉士(22歳)は,入職8年目のH精神保健福祉士から,定期的にスーパービジョンを受けている。
- 問48Jさん(55歳)は,精神科病院を退院後,地域活動支援センターを利用しながら在宅生活を継続している。最近,健康診断を受けた結果,専門病院の受診を勧められ,初期の大腸がんが見つかった。地域活動支援センターのK精神保健福祉士は,Jさんの同意を得た後,がん治療を担当する主治医から,「治療をしていく中で,腹痛や嘔吐,血便,便秘などが出現することが予想されるため,支援を行う際は体調に気を付けて欲しい」との情報を得た。そこで,個別支援に反映させていくこととした。
- 問49次の事例を読んで,問題49から問題51までについて答えなさい。
- 問50次の事例を読んで,問題49から問題51までについて答えなさい。
- 問51次の事例を読んで,問題49から問題51までについて答えなさい。
- 問52次の事例を読んで,問題52から問題54までについて答えなさい。
- 問53次の事例を読んで,問題52から問題54までについて答えなさい。
- 問54次の事例を読んで,問題52から問題54までについて答えなさい。
- 問55次の事例を読んで,問題55から問題57までについて答えなさい。
- 問56次の事例を読んで,問題55から問題57までについて答えなさい。
- 問57次の事例を読んで,問題55から問題57までについて答えなさい。
- 問58次の事例を読んで,問題58から問題60までについて答えなさい。
- 問59次の事例を読んで,問題58から問題60までについて答えなさい。
- 問60次の事例を読んで,問題58から問題60までについて答えなさい。
- 問61次の記述のうち,「精神保健福祉法」に規定される精神科病院の管理者の役割として,正しいものを2つ選びなさい。
- 問62ひきこもり地域支援センターに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問63医療保険制度に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問64次のうち,市町村長が指定するものとして,正しいものを1つ選びなさい。
- 問65次のうち,自殺総合対策大綱に示された取組により養成される,見守り等の役割を担う人材として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問66地域生活定着支援センターに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問67保護観察所に関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい。
- 問68医療観察制度に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問69精神科病院に勤務するJ精神保健福祉士は,栄養士と共同の発案で,糖尿病を合併している統合失調症の患者に対する6か月間の運動・栄養指導の評価プログラムを,説明と同意の上で実施することとした。プログラムの開始前と終了時(6か月後)の2時点において,IDを付したプログラムへの参加者50名の空腹時の血糖値を測定した。参加者における2時点の血糖値の平均値に,統計的有意差があるかを検証するために,統計的手法を用いた。
- 問70次の事例を読んで,問題70から問題72までについて答えなさい。
- 問71次の事例を読んで,問題70から問題72までについて答えなさい。
- 問72次の事例を読んで,問題70から問題72までについて答えなさい。
- 問73次の記述のうち,「障害者総合支援法」に基づく共同生活援助(グループホーム)として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問74「障害者総合支援法」に規定される就労移行支援に関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい。
- 問75次の記述のうち,厚生労働省が発表した障害者の雇用状況等について,正しいものを1つ選びなさい。
- 問76クラブハウスモデルに関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい。
- 問77次のうち,都道府県に策定又は設置の義務が課せられているものとして,正しいものを1つ選びなさい。
- 問78次の事例を読んで,問題78から問題80までについて答えなさい。
- 問79次の事例を読んで,問題78から問題80までについて答えなさい。
- 問80次の事例を読んで,問題78から問題80までについて答えなさい。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。