第26回 問題19
現代の精神保健の課題と支援
次のうち,世界精神保健連盟(WFMH)が提唱し,国際連合が制定した国際デーとして,正しいものを1つ選びなさい。
- 1世界メンタルヘルスデー
- 2世界自閉症啓発デー
- 3国際障害者デー
- 4世界患者安全デー
- 5世界自殺予防デー
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✓ これが正解1世界メンタルヘルスデー
解説
世界メンタルヘルスデーは、世界精神保健連盟が始めた啓発の日です。
この問は、精神保健や障害、医療安全に関わる国際デーについて、どの団体が提唱したものかを区別する問です。日付とあわせて、提唱した団体の性格(精神保健の民間団体か、国連総会か、WHOか)で整理すると判断しやすくなります。
世界精神保健連盟(WFMH)は、精神保健の向上を目指して1948年に設立された国際的な民間団体です。毎年10月10日の世界メンタルヘルスデーは、精神保健についての関心を高め偏見をなくすことを目的に、1992年にこの連盟が始めたもので、WHOなども協力して世界中で啓発の取り組みが行われています。設問の条件に合うのは世界メンタルヘルスデーです。
他の国際デーは、国連総会の決議で定められたもの、WHOの総会で定められたもの、自殺予防の国際団体とWHOが始めたものなどで、WFMHが提唱したものではありません。
覚え方として、10月10日の世界メンタルヘルスデーはWFMH、9月10日の世界自殺予防デーは国際自殺予防学会とWHO、と日付と提唱団体を対にして押さえると混同しにくくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2世界自閉症啓発デー:世界自閉症啓発デーは毎年4月2日で、2007年の国連総会の決議により定められました。自閉症への理解を広めるための日であり、世界精神保健連盟が提唱したものではありません。
- 3国際障害者デー:国際障害者デーは毎年12月3日で、国連総会が1992年に宣言した日です。障害者の問題への理解と権利の促進を目的としており、世界精神保健連盟の提唱によるものではありません。
- 4世界患者安全デー:世界患者安全デーは毎年9月17日で、2019年の世界保健総会で定められた、医療における患者の安全への関心を高める日です。精神保健の団体である世界精神保健連盟の提唱ではありません。
- 5世界自殺予防デー:世界自殺予防デーは毎年9月10日で、国際自殺予防学会がWHOと協力して2003年に始めました。自殺予防への関心を高める日ですが、提唱した団体が異なります。
出典:第26回 精神保健福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題19。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。
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