過去問解きまくり研究所 ホーム

第26回 問題43

ソーシャルワークの理論と方法(専門)

次の記述のうち,社会リハビリテーションにおけるアセスメントとして,正しいものを1つ選びなさい。

答えと解説を見る

✓ これが正解2利用可能な福祉サービス事業所の状況を把握する。

解説

アセスメントは、使える事業所などの状況を把握する段階です。

社会リハビリテーションは、障害のある人が地域で自分らしく暮らすための力を高め、環境を整える取り組みです。支援はおおむね、アセスメント(情報を集めて状況を見立てる)、計画、実施(介入)、モニタリング・評価、終結とその後のフォローという流れで進みます。この問は、記述がどの段階の仕事かを見分ける問です。

アセスメントでは、本人の希望や生活の力に加えて、本人を取り巻く環境、つまり地域にどのような社会資源があり、実際に使えるのかを調べます。利用可能な福祉サービス事業所の状況を把握することは、まさにこの情報収集と見立ての作業にあたります。

他の記述は別の段階に属します。外泊訓練の効果を検証するのは、支援を実施した後のモニタリング・評価です。一人暮らしに向けた支援体制をつくるのは、計画に沿って支援を実施する段階です。新たなニーズに備えて地域のネットワークを確認するのは、支援を一区切りした後の見守りの準備にあたります。手帳の取得で使えるサービスを増やそうと検討するのは、社会資源の開発や制度への働きかけです。

見分け方として、まだ何も手を加えず、現状を知るための作業がアセスメントだと押さえておくと、似た記述が並んでも迷いにくくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第26回 精神保健福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題43。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)