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第27回 問題38

精神障害リハビリテーション論

次の記述のうち,パーソナルリカバリーの説明として,正しいものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解5障害があっても希望をもって新たな人生を再発見し,主体的に生きること。

解説

障害があっても希望をもち人生を再発見し主体的に生きることです。

リカバリーという言葉には、大きく分けて二つの意味があります。一つは症状が治まり、病気が治るという意味での臨床的リカバリー、もう一つは、病気や障害があっても、本人が自分らしく意味のある人生を歩んでいくことを指すパーソナルリカバリーです。この問は後者の説明を選ぶものです。

パーソナルリカバリーは、当事者の体験から生まれた考え方で、希望をもつこと、自分の人生を自分で決めること、病気だけではない自分を取り戻すこと、地域の中で役割やつながりをもつことなどが大切にされます。症状が残っていても、それと付き合いながら新しい人生の意味や目的を見いだしていく、その過程そのものがリカバリーだと考えます。正解の、障害があっても希望をもって新たな人生を再発見し、主体的に生きることという記述は、この考え方をよく表しています。

ほかの肢は、症状の消失を目標とする臨床的な見方や、支援者が主導して決める関係、支援者の説明責任など、別の事柄の説明です。

見分け方は、主語が本人で、希望と主体性が語られているかどうかです。症状の有無や支援者の判断が中心なら、パーソナルリカバリーの説明ではありません。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第27回 精神保健福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題38。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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