平成28年度 春期 午前 問50
企業活動・会計財務
企業活動を監督・監視する仕組み
企業経営の透明性を確保するために,企業は誰のために経営を行っているか,トップマネジメントの構造はどうなっているか,組織内部に自浄能力をもっているかなどの視点で,企業活動を監督・監視する仕組みはどれか。
- アコアコンピタンス
- イコーポレートアイデンティティ
- ウコーポレートガバナンス
- エステークホルダアナリシス
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✓ これが正解ウコーポレートガバナンス
解説
企業活動を監督・監視する仕組みがコーポレートガバナンスです。
会社は経営者だけのものではなく、株主や取引先、従業員、顧客といったステークホルダと関わりながら動いています。だからこそ、経営が誰のために行われているのか、トップマネジメントの構造がどうなっているのか、組織の内側に誤りを自分で正す力があるのか、といった視点から企業活動を監督し監視する枠組みが必要です。これがコーポレートガバナンスで、経営の透明性を確保し、独断や不正が生じにくい状態を保つことをねらいます。経営を担う側と、それを確かめる側を分けて置くことも、この考え方の現れです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アコアコンピタンス:コアコンピタンスは、他社が容易にはまねできない、その企業ならではの中核的な強みを指す語です。競争の基盤になる能力についての話であり、経営のやり方を外から確かめる枠組みではありません。
- イコーポレートアイデンティティ:コーポレートアイデンティティは、企業の理念や特色を、名称やしるし、振る舞いを通じて内外へ統一して示す取組みを指す語です。企業像を伝えることがねらいなので、監督や監視の仕組みとは目的が違います。
- エステークホルダアナリシス:ステークホルダアナリシスは、利害関係者を洗い出し、それぞれの関心や影響力を見極める分析の手法を指す語です。関係者を把握する作業にとどまり、経営を継続して見張り続ける枠組みそのものではありません。
この問題の用語
- コーポレートガバナンス誰のための経営かなどの視点で、企業活動を監督し監視する仕組みです。経営の透明性を確保することを目的にしています。
- コアコンピタンス他社がまねできない、その会社ならではの中核の強みのことです。経営資源をここに集中させることで、競争で優位に立つことを目指します。
- ステークホルダその活動から影響を受ける、または活動に影響を与える人や組織。外部にもいて、不利益を受ける立場の人も含みます。
- 企業活動会社が利益を上げるために行う、いろいろな取組みの全体です。製品やサービスを作って売るほか、人や資金の管理、研究開発なども含みます。
- トップマネジメント組織を最高位で指揮し管理する人または集団のこと。組織の方針や目標を定め、そのために必要な資源を割り当てます。
- 組織目的を果たすために、人が役割を分けて集まったまとまりのことです。分け方には機能別、事業部制、マトリックスなどの形があります。
- 監視機器や利用者の動きを継続して見て、記録に残しておくこと。稼働状況や性能を見張り、異常に早く気づいて対応するために行います。
出典:平成28年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問50
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 科目A 問9:サービスレベル目標の説明(トップマネジメント)
- 令和5年度 科目A 問11:BPMの説明(企業活動)
- 科目A・B サンプル問題 科目A 問46:ステークホルダに関する問題(ステークホルダ)
- 令和元年度 秋期 午前 問43:プロジェクトライフサイクルの問題(ステークホルダ)
- 平成29年度 秋期 午前 問50:CIOが果たすべき主要な役割(企業活動)
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