平成24年度 秋期 午前Ⅱ 問8
サービスマネジメントシステムの計画及び運用
ワークアラウンドの説明
ITILにおけるワークアラウンドの説明はどれか。
- アインシデント管理,問題管理のプロセスにおける問題の状態のこと
- イインシデント管理から問題管理,変更管理へと問題を扱うプロセスが遷移すること
- ウインシデントの中で,障害ではないもののこと
- エインシデントや問題に対する完全な解決策がまだ存在しないときの暫定処置のこと
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✓ これが正解エインシデントや問題に対する完全な解決策がまだ存在しないときの暫定処置のこと
解説
ワークアラウンドは、完全な解決策がないときの暫定処置です。
ワークアラウンドは、インシデントや問題の根本的な解決策がまだ用意できないときに、サービスへの影響を減らしたり、ひとまず使える状態に戻したりするための暫定的な処置で、回避策とも訳されます。見分ける軸は、それが状態や流れの名前か、処置の名前かです。たとえば、ある機能に不具合があるとき、恒久対策の修正が出るまで別の手順で業務を進めてもらうのがワークアラウンドに当たります。インシデント管理では早い復旧に使い、問題管理では既知のエラーとあわせて記録します。完全な解決までのつなぎ、と覚えておくと選べます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アインシデント管理,問題管理のプロセスにお…:インシデント管理や問題管理のプロセスで扱う問題の状態は、記録された問題が今どの段階にあるかを示すものです。ワークアラウンドは状態の名前ではなく、解決までの間に講じる処置を指します。
- イインシデント管理から問題管理,変更管理へ…:インシデント管理から問題管理、変更管理へと扱うプロセスが移っていくのは、プロセス間の連携の流れです。ワークアラウンドはその流れを表す言葉ではなく、暫定的に講じる処置のことです。
- ウインシデントの中で,障害ではないもののこ…:インシデントのうち障害ではないものは、利用者からの問合せや依頼のような種類のものを指します。インシデントの分類に関する話で、暫定的な処置を表すワークアラウンドの説明ではありません。
この問題の用語
- 問題管理インシデントの未知の根本原因を突き止め、恒久的な対策を出す活動です。決められた時間内に復旧させるインシデント管理とは目的が違います。
- インシデント管理起きた出来事を受け付け、記録し、元どおりに戻すまでを決まった流れで進めること。原因の追究は別の活動として分けます。
- 変更管理すべての変更を、評価し承認し実施し見直すことを確実にする活動です。未知の原因を突き止めて再発を防ぐ問題管理とは、目的が違います。
出典:平成24年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問8
同じ用語が出る問題
- 令和4年度 春期 午前Ⅱ 問12(インシデント管理)
- 令和4年度 春期 午前Ⅱ 問9:構成ベースラインに関する問題(問題管理)
- 令和3年度 春期 午前Ⅱ 問5(問題管理)
- 令和元年度 秋期 午前Ⅱ 問10:変更管理規程に記載する規則(変更管理)
- 令和元年度 秋期 午前Ⅱ 問9:構成管理プロセスの活動(変更管理)
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