平成30年度 秋期 午前Ⅱ 問13
業務分析・データ利活用
定期発注方式に関する問題
ダブルビン方式の特徴はどれか。
- ア単価が高く体積が大きい又は需要変動が大きい重点管理品に適する。
- イ発注間隔が一定で発注量が増減する。
- ウ発注点と発注量が等しく,都度の在庫調査の必要がない。
- エ発注点と発注量は調達リードタイムに関係しない。
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✓ これが正解ウ発注点と発注量が等しく,都度の在庫調査の必要がない。
解説
発注点と発注量が等しく、都度の在庫調査が要らない方式です。
ダブルビン方式は、同じ量の在庫を入れた二つの容器(ビン)を用意し、片方の容器から使っていって空になったら、容器一つ分を発注する方式です。発注している間はもう一方の容器の在庫を使います。容器一つ分の量が、発注するきっかけとなる在庫量(発注点)であり、同時に一回に発注する量でもあるので、発注点と発注量が等しくなります。容器が空になったことが目で見て分かるため、その都度在庫を数えて調べる必要がありません。手間をかけずに運用できるため、単価が安く重点的に管理するほどではない品目に向いた簡便な方法です。容器が空いたら一つ分を頼む、という動きを思い浮かべると特徴を判断できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア単価が高く体積が大きい又は需要変動が大き…:単価が高い品目や需要の変動が大きい品目は、きめ細かく需要を予測して発注量を決める管理が向いています。目で見て機械的に発注するダブルビン方式は、むしろ重点管理しない安価な品目に使われます。
- イ発注間隔が一定で発注量が増減する。:発注する間隔を一定にして、そのたびに必要な量を計算して発注量を増減させるのは、定期発注方式の特徴です。容器が空になったときに決まった量を頼むダブルビン方式とは仕組みが違います。
- エ発注点と発注量は調達リードタイムに関係し…:容器一つ分の量は、発注してから届くまでの調達リードタイムの間に使う量をまかなえるように決める必要があります。発注点と発注量はリードタイムに関係するので、この説明は誤りです。
この問題の用語
- 調達必要なシステムや物品を、外部の事業者から手に入れる一連の手続です。情報提供の依頼、提案の依頼、選定、契約の順に進みます。
出典:平成30年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問13
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