平成22年度 春期 午前 問72
ビジネスインダストリ
ICタグ(RFID)の特徴
IC タグ(RFID)の特徴はどれか。
- アGPS を利用し,受信地の位置情報や属性情報を表示する。
- イ大量の情報を扱うので,情報の記憶には外部記憶装置を使用する。
- ウプラスチック製のカードに埋め込み,専用の読取り装置に挿入して利用する。
- エ汚れに強く,梱包の外からも記録された情報を読むことができる。
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✓ これが正解エ汚れに強く,梱包の外からも記録された情報を読むことができる。
解説
電波で読むので汚れても箱の外から読めます。
IC タグ、すなわち RFID は、電波を使って情報をやり取りします。この一句から性質が素直に導けるので、覚えた特徴を並べるよりも、そこから考えるほうが確実です。光を当てて読む方式ではないため、表面が汚れたり傷が付いたりしても読み取れます。触れる必要もないため、段ボールなどの梱包を開けずに中身の情報を読めます。電波の向きに厳しくないので、複数のタグをまとめて読むこともできます。正解は、汚れに強く、梱包の外からも記録された情報を読めるという記述で、いま挙げた二つの性質をそのまま述べたものです。用途もこの性質から素直に出てきます。物流や在庫の管理では、箱を開けずにまとめて読み取れることが効きます。小売の店頭では、商品をかごに入れたまま読み取る使い方が挙げられます。読むために近づける必要はあっても、触れる必要はない、という点がこの仕組みの勘所です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アGPS を利用し,受信地の位置情報や属性…:衛星からの電波で受信した場所を割り出す測位の仕組みを述べたものです。タグそのものが自分の居場所を測るわけではなく、分かるのは読み取る装置が置かれた場所になります。
- イ大量の情報を扱うので,情報の記憶には外部…:小さな集積回路が抱えられる容量はごくわずかで、覚えているのは見分けるための番号が中心です。詳しい情報は別に置いたコンピュータの側にあり、番号を手がかりに引き出します。
- ウプラスチック製のカードに埋め込み,専用の…:読取り装置に差し込んで使うのは、接触して読み取る方式のカードの使い方です。触れずに読めるという持ち味をわざわざ手放す形になり、設問が問う特徴とは反対を向いています。
出典:平成22年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問72
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