平成24年度 秋期 午前 問29
データベース
データウェアハウスに関する問題
データウェアハウスに業務データを取り込むとき,データを抽出して加工し,データベースに書き出すツールはどれか。
- アETL ツール
- イOLAP ツール
- ウデータマイニングツール
- エ統計ツール
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✓ これが正解アETL ツール
解説
倉庫に入れる前を受け持つ道具を選びます。
データウェアハウスにまつわる道具を問う設問は、倉庫に入れる前を受け持つものと、入れた後に使うものの二つに割ると迷いません。設問は業務データを取り込むときと書いていますから、探しているのは前側です。そして前側を受け持つ道具はひとつしかなく、それが ETL ツールです。名前の三文字が、設問に並んだ三つの動きにそのまま対応しています。業務システムから元のデータを取り出すのが抽出、形式や単位やコード体系をそろえるのが加工、そしてデータベースへ書き出すのが書出しです。この三段を順に行い、倉庫に入れるところまでを受け持ちます。残りの三つは、倉庫に入った後のデータをどう使うかという道具で、集計の仕方や分析の手法は違っても、取り込みの工程そのものは担当しません。用語を覚えるときは、その道具が処理の流れのどこに立っているかを一緒に覚えておくと、こうした設問では一本の線を引くだけで答えが出ます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イOLAP ツール:OLAP ツールは、蓄積されたデータを地域別や期間別といった軸を入れ替えながら対話的に集計して見るための道具です。使うのは取り込みが済んだ後で、書き出す役ではありません。
- ウデータマイニングツール:データマイニングツールは、大量のデータから人がまだ気づいていない規則や相関を掘り出す道具です。これも扱うのは取り込みが済んだ後のデータで、加工して書き出す役ではありません。
- エ統計ツール:統計ツールは、平均や分散や検定といった統計の手法でデータを分析する道具です。分析の対象になるのは取り込みが済んだ後のデータであり、取り出す工程は受け持ちません。
この問題の用語
- データウェアハウス意思決定に使うために、社内の大量のデータを整理してひとところにためたもの。分析の材料として長く残します。
- データベースたくさんのデータを決まった形で貯め、探したり書き換えたりできるようにした仕組み。多くの人が同時に使うことを前提にしています。
- データマイニング大量のデータから、統計の手法などで新しい傾向を見つけ出す手順です。買い物の履歴から売れ筋の組み合わせを見つける、といった使い方をします。
出典:平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問29
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 春期 午前 問28:スタースキーマに関する問題(データウェアハウス)
- 令和4年度 春期 午前 問30:データマイニングの説明(データマイニング)
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