平成25年度 秋期 午前 問34
ネットワーク
ブロードキャストフレームの問題
イーサネット方式の LAN で用いられるブロードキャストフレームによるデータ伝送の説明として,適切なものはどれか。
- ア同一セグメント内の全てのノードに対して,送信元が一度の送信でデータを伝送する。
- イ同一セグメント内の全てのノードに対して,送信元が順番にデータを伝送する。
- ウ同一セグメント内の選択された複数のノードに対して,送信元が一度の送信でデータを伝送する。
- エ同一セグメント内の選択された複数のノードに対して,送信元が順番にデータを伝送する。
答えと解説を見る
✓ これが正解ア同一セグメント内の全てのノードに対して,送信元が一度の送信でデータを伝送する。
解説
同じセグメントの全ノードへ、一度の送信で届きます。
設問は、イーサネット方式の LAN で用いられるブロードキャストフレームによるデータ伝送の説明を選ばせています。四つの候補は、宛先が全てのノードか選ばれた複数のノードかという軸と、一度の送信か順番の送信かという軸の組合せになっています。ブロードキャストという語は放送を意味し、同じ伝送路につながる全員へ一度で届ける送り方を指します。宛先の MAC アドレスを全てのビットが 1 である値にして流すと、同じセグメントにいる各ノードが自分宛てとして受け取ります。相手ごとに送り直す必要はありません。よって、同一セグメント内の全てのノードに対して、送信元が一度の送信でデータを伝送する、という記述が当てはまります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ同一セグメント内の全てのノードに対して,…:宛先の範囲は合っていますが、相手ごとに送り直す形になっています。同じ伝送路に流したフレームは全員が受け取れるので、台数の分だけ繰り返せば帯域を無駄に使うだけです。
- ウ同一セグメント内の選択された複数のノード…:あらかじめ選ばれた複数のノードにだけ一度で届ける送り方は、マルチキャストが受け持ちます。届く相手が全員ではなく、グループに入っている機器に限られる点が異なります。
- エ同一セグメント内の選択された複数のノード…:届ける相手を選んだ上で順番に送る形は、一台ずつ相手を決めて送るユニキャストを繰り返したものにあたります。一度の送信で同時に届くという性質が失われています。
この問題の用語
- LAN事務所や家庭など、限られた範囲の中で機器をつなぐネットワークです。離れた拠点どうしを結ぶWANとは、ルータを介して接続します。
出典:平成25年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問34
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問38:サイドチャネル攻撃に関する問題(LAN)
- 令和7年度 秋期 午前 問30:送信時間に関する問題(LAN)
- 令和7年度 春期 午前 問29:LANケーブルに関する問題(LAN)
- 令和6年度 秋期 午前 問36:MACアドレスに関する問題(LAN)
- 令和6年度 春期 午前 問30:CSMA/CDに関する問題(LAN)
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)