平成28年度 春期 午前 問23
コンピュータ構成要素
アクチュエータの説明
アクチュエータの説明として,適切なものはどれか。
- アアナログ電気信号を,コンピュータが処理可能なディジタル信号に変える。
- イキーボード,タッチパネルなど,コンピュータに情報を入力するデバイスである。
- ウコンピュータが出力した電気信号を力学的な運動に変える。
- エ物理量を検出して,電気信号に変える。
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✓ これが正解ウコンピュータが出力した電気信号を力学的な運動に変える。
解説
電気信号を力や動きに変えて外の世界を動かす側です。
組込みシステムの信号の流れを一本の矢印に描くと決まります。現実の世界を測って電気信号にして取り込み、コンピュータが判断し、その結果をまた現実の世界へ返す、という往復になっています。取り込む側の入口に立つのがセンサで、温度や光や圧力といった物理量を電気信号に直します。返す側の出口に立つのがアクチュエータで、コンピュータが出した電気信号を力学的な運動に変えます。モータやソレノイド、油圧シリンダ、スピーカがその例です。したがって設問が聞いているのは出口の装置なので、電気信号を運動に変えると述べている記述が当てはまります。名前の由来からも引き出せます。動かすという意味の英語が元なので、アクチュエータは動かす側です。入口と出口のどちらの話をしているのかを先に決めると、似た記述が並んでいても迷いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アアナログ電気信号を,コンピュータが処理可…:なめらかに変化する電気信号を、コンピュータが処理できる段階的な形の信号に変える働きの説明です。信号の表し方を変えているだけで、現実の世界には何も出していません。
- イキーボード,タッチパネルなど,コンピュー…:キーボードやタッチパネルのように、人が情報を打ち込むための装置を指しています。これは人からコンピュータへ向かう入口の側で、向きが逆になります。
- エ物理量を検出して,電気信号に変える。:物理量を検出して電気信号に変えるのはセンサの役目です。外の世界から取り込む入口の側なので、コンピュータから外へ出す出口の側とは正反対です。
この問題の用語
- ログいつ誰が何をしたかを、機器やソフトウェアが自動で残していく記録です。あとから出来事をたどれるので、事故の調査や不正の発見に使われます。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問23
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