平成29年度 秋期 午前 問49
開発技術
CMMIの説明
CMMI の説明はどれか。
- アソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスの成熟度を評価するためのモデルである。
- イソフトウェア開発のプロセスモデルの一種である。
- ウソフトウェアを中心としたシステム開発及び取引のための共通フレームのことである。
- エプロジェクトの成熟度に応じてソフトウェア開発の手順を定義したモデルである。
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✓ これが正解アソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスの成熟度を評価するためのモデルである。
解説
CMMI はプロセスの成熟度を測る物差しです。
設問は、CMMI の説明として適切なものを選ばせています。CMMI は Capability Maturity Model Integration の頭文字で、能力成熟度モデル統合と訳されます。語を一つずつ当てていくと、能力がどれだけ成熟しているかをはかるためのモデル、つまり物差しだと分かります。はかる相手は個人の腕前ではなく、ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスです。したがって、ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスの成熟度を評価するためのモデルである、という説明が当てはまります。段は五つに分かれていて、場当たりの状態から、案件ごとに計画と管理ができる状態、組織としての標準が定まった状態、数値でおさえられる状態、その数値をもとに改め続けている状態へと上がっていきます。何をはかるための物差しなのかを自分の言葉にしてから四つの記述を読むと、迷いが減ります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イソフトウェア開発のプロセスモデルの一種で…:開発をどう進めるかという型そのものを指す言い方です。段階を追って作り上げる型や、繰り返しながら育てていく型などがこれに当たりますが、いずれもはかるための道具ではありません。
- ウソフトウェアを中心としたシステム開発及び…:発注する側と請け負う側が、作業の呼び名と範囲をそろえて話せるようにした共通フレームの説明です。言葉をそろえるための枠組みであって、成熟の度合いに点数を付けるものではありません。
- エプロジェクトの成熟度に応じてソフトウェア…:段に応じて開発の手順まで定めていると読める点が誤りです。この物差しは、その段にあると言うためには何ができている必要があるかを示すだけで、実現の道筋は各組織が自分で決めます。
この問題の用語
- 共通フレームシステムの企画から運用までの作業と役割を、共通の言葉で並べた指針です。発注する側と受ける側で認識がずれないようにするために使います。
- 組織目的を果たすために、人が役割を分けて集まったまとまりのことです。分け方には機能別、事業部制、マトリックスなどの形があります。
- プロジェクトある目的のために期間を決めて行う、一回限りの活動。決算処理のように同じ手順を繰り返す定常業務とは区別されます。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問49
同じ用語が出る問題
- 令和5年度 春期 午前 問66:共通フレームに関する問題(共通フレーム)
- 令和2年度 10月 午前 問62:企画プロセスで実施すべきもの(共通フレーム)
- 令和元年度 秋期 午前 問65:要件定義プロセスで行うこと(共通フレーム)
- 平成30年度 春期 午前 問61:共通フレームに関する問題(共通フレーム)
- 平成29年度 秋期 午前 問64:要件定義プロセスで行うこと(共通フレーム)
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