令和2年度 10月 午前 問55
サービスマネジメント
逓減課金方式で行うときのグラフ
IT サービスにおけるコンピュータシステムの利用に対する課金を逓減課金方式で行うときのグラフはどれか。ここで,グラフの縦軸は累計の課金額を示す。
- ア縦軸(課金額)が使用量の増加につれて急に下がり,その後なだらかに下がる折れ線グラフ
- イ縦軸(課金額)が使用量の増加につれて直線的に上がり,途中から水平になるグラフ
- ウ縦軸(課金額)が使用量の増加につれて上がるが,増加率が徐々に下がる(上に凸の)グラフ
- エ縦軸(課金額)が使用量の増加につれて上がり,増加率が徐々に上がる(下に凸の)グラフ
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✓ これが正解ウ縦軸(課金額)が使用量の増加につれて上がるが,増加率が徐々に下がる(上に凸の)グラフ
解説
使うほど単価が下がる上に凸の曲線が該当します。
この設問は、累計の課金額を縦に、使用量を横にとったときに、逓減課金方式がどんな曲線を描くかを選ぶ問いです。ですから、単位あたりの料金が使用量とともにどう変わるかを一段目の軸にします。この課金の仕方は、たくさん使う人ほど単位あたりの料金が安くなるという発想で作られています。ですから、使用量が増えれば累計は増え続けますが、増え方は最初がいちばん急で、途中からゆるやかになっていきます。曲線としては、右に進みながら少しずつ寝ていく、上にふくらんだ形になります。ほかの候補は、累計が使用量とともに減っていく形、途中で水平になって伸びなくなる形、逆に単価が上がって急になっていく形を挙げていますが、これらはそれぞれ別の課金の仕組みが描く形で、この設問の仕組みとは軸の向きが違います。ですから、単価がどちらに動くかを最初に決めて、上にふくらむか下にふくらむかを選んでください。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア縦軸(課金額)が使用量の増加につれて急に…:使用量が増えるにつれて課金額が最初に急に下がり、その後なだらかに下がっていく形です。累計が減る動きになるので、使用量に応じて増える課金額の描き方としては要件に合いません。
- イ縦軸(課金額)が使用量の増加につれて直線…:累計が使用量の増加につれて直線で上がったのち、途中から水平に変わる形と述べています。これは上限を設けた課金が描く形であり、単価が下がる仕組みが描く曲線とは別のものです。
- エ縦軸(課金額)が使用量の増加につれて上が…:累計が使用量の増加につれて増えつつ、伸び率が徐々に上がって下にふくらむ形と述べています。これは単価が使うほど高くなる課金が描く形であり、単価が下がる仕組みとは向きが逆になります。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問55
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