平成24年度 秋期 午前 問55
サービスマネジメント
インシデント管理の主な活動
IT サービスマネジメントにおけるインシデント管理の主な活動はどれか。
- アインシデントから発生する問題の解決策の評価
- イインシデントの解決とサービスの復旧
- ウインシデントの根本原因の究明
- エインシデントのトレンド分析と予防措置
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✓ これが正解イインシデントの解決とサービスの復旧
解説
インシデント管理は早く復旧させる活動です。
この設問は四つの記述がすべて同じ語で始まっていて、語の一致では選べないように作られています。見るべきなのは、インシデント管理と問題管理の境目です。二つは見ている時間が違います。インシデント管理が相手にするのは、いま止まっている状態であり、目的は利用者を早く元に戻すことだけです。原因が分からなくても、回避策で動くようになればそれでよく、復旧した時点でこの活動としては完了します。ですから正解は、解決とサービスの復旧を挙げた記述です。この活動が売っているのは原因ではなく復旧までの時間だ、と覚えておくとよいでしょう。一方の問題管理は、二度と起こさないために原因を潰す側で、こちらは時間がかかります。残る三つは、いずれもその潰す側の活動です。記述が見ているのは、いまなのか、それとも二度目なのかを確かめてください。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アインシデントから発生する問題の解決策の評…:恒久的な対策を選ぶために、案を比べて良し悪しを見る段階の話です。利用者が動けるようになった後に落ち着いて行うことですから、止まっている最中の活動には数えません。
- ウインシデントの根本原因の究明:なぜ起きたのかを突き止める作業には時間がかかります。これを復旧より先に置いてしまうと、利用者は止まったまま待たされます。二つの活動をわざと分けている理由がここにあります。
- エインシデントのトレンド分析と予防措置:傾向を調べて、起きる前に手を打っておく活動です。向いている先が次に起こることですので、目の前で止まっているものを動かし直す活動とは、役割がはっきり分かれています。
この問題の用語
- インシデント管理起きた出来事を受け付け、記録し、元どおりに戻すまでを決まった流れで進めること。原因の追究は別の活動として分けます。
- 問題管理インシデントの未知の根本原因を突き止め、恒久的な対策を出す活動です。決められた時間内に復旧させるインシデント管理とは目的が違います。
- サービスマネジメントITサービスを計画し、提供し、良くしていく一連の管理活動です。計画外の中断や品質の低下は、インシデントとして扱います。
- 根本原因表に現れた問題を引き起こしている、大もとの原因のことです。ここを断たない限り、同じ問題が形を変えて繰り返し起きます。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問55
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問56:問題管理の活動(根本原因)
- 令和7年度 秋期 午前 問55:サービス可用性管理に関する問題(サービスマネジメント)
- 令和4年度 秋期 午前 問55:問題管理の目的(問題管理)
- 令和4年度 秋期 午前 問47:FTAの説明(根本原因)
- 令和元年度 秋期 午前 問57:インシデント管理に関する問題(インシデント管理)
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