令和3年度 春期 午前 問62
システム戦略
APIを活用する構築手法の説明
業務システムの構築に際し,オープン API を活用する構築手法の説明はどれか。
- ア構築するシステムの概要や予算をインターネットなどにオープンに告知し,アウトソース先の業者を公募する。
- イ構築テーマをインターネットなどでオープンに告知し,不特定多数から資金調達を行い開発費の不足を補う。
- ウ接続仕様や仕組みが外部企業などに公開されている他社のアプリケーションソフトウェアを呼び出して,適宜利用し,データ連携を行う。
- エ標準的な構成のハードウェアに仮想化を適用し,必要とする CPU 処理能力,ストレージ容量,ネットワーク機能などをソフトウェアで構成し,運用管理を行う。
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✓ これが正解ウ接続仕様や仕組みが外部企業などに公開されている他社のアプリケーションソフトウェアを呼び出して,適宜利用し,データ連携を行う。
解説
公開された他社の API を呼んで使う手法です。
設問は、業務システムを構築するときにオープン API を活用する手法の説明を、四通りの記述の中から選ばせています。ここでいう API とは、あるソフトウェアの機能を外から呼び出すための取り決めのことで、オープンとはその取り決めが社外にも公開されている状態を指します。ですから見分けの軸は、その記述で公開されているものが接続の仕様なのか、それとも予算や構築テーマといった別のものなのか、という一点だけです。正解の記述は、接続仕様や仕組みが外部企業などに公開されている他社のアプリケーションソフトウェアを呼び出して適宜利用し、データ連携を行うというものです。自前で作らずに他社の機能を組み込めるので、手間を抑えたまま提供できることを広げられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア構築するシステムの概要や予算をインターネ…:システムの概要や予算を告知してアウトソース先の業者を公募するという記述です。広く知らせているのは発注の情報であり、外部の機能を呼び出して組み込む話ではありません。
- イ構築テーマをインターネットなどでオープン…:構築テーマを告知して不特定多数から資金調達を行い開発費の不足を補うという記述です。これは資金の集め方の説明で、他社の機能と接続して連携する手法には当たりません。
- エ標準的な構成のハードウェアに仮想化を適用…:標準的な構成のハードウェアに仮想化を適用し、処理能力や容量をソフトウェアで構成して運用管理を行うという記述です。基盤の整え方の話で、主題が違います。
この問題の用語
- アプリケーションソフトウェア利用者の目的に直接こたえるソフトウェアで、表計算や会計、業務用の専用ソフトなどがあたります。機器そのものを動かす基本ソフトウェアの上で動きます。
- 調達必要なシステムや物品を、外部の事業者から手に入れる一連の手続です。情報提供の依頼、提案の依頼、選定、契約の順に進みます。
- ストレージデータを保存しておく装置のことで、内蔵のディスクなどを指します。HDDやSSDのほか、ネットワーク越しに使う形のものもあります。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問62
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問49:プログレッシブWebアプリの問題(アプリケーションソフトウェア)
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