令和4年度 春期 午前 問49
開発技術
スクラムに関する問題
アジャイル開発の手法の一つであるスクラムにおいて,決められた期間におけるスクラムチームの生産量を相対的に表現するとき,尺度として用いるものはどれか。
- アスプリント
- イスプリントレトロスペクティブ
- ウバックログ
- エベロシティ
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✓ これが正解エベロシティ
解説
一回の反復で仕上げた量を表す尺度です。
設問は、スクラムにおいて、決められた期間におけるスクラムチームの生産量を相対的に表現するとき、尺度として用いるものを選ばせています。四つの記述はどれもスクラムで使う語なので、見分けの軸は、それが量を表す語なのか、それとも期間や会議や一覧の名前なのかという一点です。求められているのは、一回の反復でチームがどれだけ仕上げたかを示す数です。作業には、ほかの作業と比べた大きさを点数として先に付けておき、その反復で完了できた作業の点数を合計します。この合計が、設問のいう相対的な生産量に当たります。正解はベロシティです。何回か繰り返すと値が落ち着くので、残っている作業の点数を割れば、あと何回の反復が必要かの見当も付けられます。なお点数の付け方はチームごとに違うため、チーム同士を比べる物差しには向きません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アスプリント:スプリントを挙げていますが、これは決められた長さで区切った反復そのもの、つまり期間の名前です。その期間にどれだけ仕上がったかという量を表す語ではありません。
- イスプリントレトロスペクティブ:スプリントレトロスペクティブを挙げていますが、これは反復の終わりに進め方そのものを振り返る会議の名前です。話し合いの場を指す語であって、生産量を測る尺度ではありません。
- ウバックログ:バックログを挙げていますが、これはやるべき事柄を優先順に並べた一覧の名前です。何が残っているかは分かるものの、決められた期間に仕上げた量を表す語ではありません。
この問題の用語
- ログいつ誰が何をしたかを、機器やソフトウェアが自動で残していく記録です。あとから出来事をたどれるので、事故の調査や不正の発見に使われます。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問49
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