平成27年度 春期 午前 問50
開発技術
XPに関する問題
エクストリームプログラミング(XP)のプラクティスとして,適切なものはどれか。
- ア1 週間の労働時間は,チームで相談して自由に決める。
- イソースコードの再利用は,作成者だけが行う。
- ウ単体テストを終えたプログラムは,すぐに結合して,結合テストを行う。
- エプログラミングは 1 人で行う。
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✓ これが正解ウ単体テストを終えたプログラムは,すぐに結合して,結合テストを行う。
解説
できたらすぐ結合するのがXPの流儀です。
設問は、エクストリームプログラミングのプラクティスとして適切なものを選ばせています。XPの考え方は、小さく作って、早く合わせて、みんなで直すという三点に集約されます。ですから、単体テストを終えたプログラムはすぐに結合して、結合テストを行うという記述が当てはまります。これは継続的インテグレーションと呼ばれる進め方です。なぜ急ぐのかというと、結合を後回しにすると、食い違いがまとめて表に出てくるからです。変更が積み上がった後では、どの変更が原因なのかを絞り込めません。毎日つないでおけば、壊れた原因はその日の変更だけに絞られます。XPでは一日に何度も統合するところまで踏み込みます。逆に言えば、ため込む向き、抱え込む向きの決め方はこの流儀から外れます。迷ったときは、その記述がため込む側か、すぐ回す側かを見ると決まります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア1 週間の労働時間は,チームで相談して自…:XPは週四十時間という無理のない歩調を定めています。自由に決めるという言い方は長く働くことを許す向きにも読めるので、疲れた頭が欠陥を生むのを防ぐという趣旨から外れます。
- イソースコードの再利用は,作成者だけが行う…:XPではコードの共同所有を掲げ、誰が書いたものでも気づいた人が直してよいことにしています。作成者しか触れない決め方は、その人が居ないと手が止まる形になってしまいます。
- エプログラミングは 1 人で行う。:XPは二人一組で一つの画面を見ながら書き、その場で互いに確かめる進め方を採ります。一人で書くと確かめが後の工程へ回るので、書きながら直すという狙いが失われます。
この問題の用語
- ソースコード人が読み書きできる形で書かれた、プログラムそのものです。コンパイラなどで、コンピュータが実行できる形に変換して使います。
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
出典:平成27年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問50
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前 問40:SBOMに関する問題(ソースコード)
- 令和7年度 春期 午前 問16:GPLに関する問題(ソースコード)
- 令和6年度 春期 午前 問50(ソースコード)
- 令和5年度 秋期 午前 問48(ソースコード)
- 令和5年度 秋期 午前 問47(ソースコード)
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