令和4年度 春期 午前 問54
プロジェクトマネジメント
コンティンジェンシ計画の問題
プロジェクトのコンティンジェンシ計画において決定することとして,適切なものはどれか。
- アあらかじめ定義された,ある条件のときにだけ実行する対応策
- イ活動リストの活動ごとに必要な資源
- ウプロジェクトに適用する品質の要求事項及び規格
- エプロジェクトのステークホルダの情報及びコミュニケーションのニーズ
答えと解説を見る
✓ これが正解アあらかじめ定義された,ある条件のときにだけ実行する対応策
解説
条件が満たされたときだけ動く対応策です。
設問は、プロジェクトのコンティンジェンシ計画において決定することとして適切なものを選ばせています。この計画が扱うのは、起こるかもしれない事態への備えです。ですから決めておく中身は二つに分かれます。一つは、どうなったら動き出すのかという引き金。もう一つは、そのときに何をするのかという手立てです。正解は、あらかじめ定義された、ある条件のときにだけ実行する対応策という記述で、引き金と手立ての両方がそろっています。残る三つは、いずれも平常時に何をどう進めるかを定める別の計画の中身で、事が起きたときに動き出すという性格を持っていません。四つの記述がそれぞれどの計画のものかを当てていくと、迷いが消えます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ活動リストの活動ごとに必要な資源:活動リストの活動ごとに必要な資源を挙げています。誰が何を使って進めるかを平常時に組み立てる話であり、ある条件が満たされたときにだけ動き出す備えの中身ではありません。
- ウプロジェクトに適用する品質の要求事項及び…:プロジェクトに適用する品質の要求事項及び規格を挙げています。成果物が満たすべき水準をあらかじめ定める話で、不測の事態が起きたときの動き方を決めるものではありません。
- エプロジェクトのステークホルダの情報及びコ…:プロジェクトのステークホルダの情報及びコミュニケーションのニーズを挙げています。誰に何をどう伝えるかを平常時に組み立てる話で、引き金と手立ての組を用意することとは別の領域です。
この問題の用語
- ステークホルダその活動から影響を受ける、または活動に影響を与える人や組織。外部にもいて、不利益を受ける立場の人も含みます。
- プロジェクトある目的のために期間を決めて行う、一回限りの活動。決算処理のように同じ手順を繰り返す定常業務とは区別されます。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問54
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問46:要件定義に関する問題(ステークホルダ)
- 令和7年度 春期 午前 問50:スクラムに関する問題(ステークホルダ)
- 令和5年度 秋期 午前 問51(ステークホルダ)
- 令和2年度 10月 午前 問51:PMBOKに関する問題(ステークホルダ)
- 平成29年度 春期 午前 問73:ステークホルダに関する問題(ステークホルダ)
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)