令和2年度 10月 午前 問51
プロジェクトマネジメント
PMBOKに関する問題
PMBOK ガイド 第 6 版によれば,プロジェクト・スコープ記述書に記述する項目はどれか。
- アWBS
- イコスト見積額
- ウステークホルダー分類
- エプロジェクトからの除外事項
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✓ これが正解エプロジェクトからの除外事項
解説
含めないと決めた範囲を明記する項目です。
この設問は、PMBOK ガイドのプロジェクト・スコープ記述書に書き入れる項目を選ぶ問いです。ですから、その項目が範囲を定める仕事の中身に含まれるかどうかという一点で見分けます。この文書の役目は、何を作って何を作らないのかを、他の利害関係者と合意できる形で書き残すことにあります。ですから、成果物と受入の判定基準、前提と制約、そして含めないと決めた事項を並べます。とりわけ、含めないと決めた除外事項は、思い違いや後の食い違いを避けるために必ず書き残す項目です。ほかの候補は、作業の分割の一覧、費用の見積もり、関わる人たちの分類を挙げていますが、これらはそれぞれ、作業の分割を扱う別の文書、費用を扱う別の文書、関わる人たちを扱う別の文書で管理される項目です。ですから、範囲を定めるためにこの文書に書き入れるものかどうかを最初に確かめて選んでください。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アWBS:作業を段階的に分けて並べた一覧を挙げています。これは分割そのものを扱うための別の文書でまとめられる項目であり、範囲を定めるための文書に書き入れる中身ではありません。
- イコスト見積額:見積もった費用を挙げています。この項目は、費用の枠と実績を管理するための別の文書で扱われるものであり、範囲を定めるための文書に置く中身ではありません。
- ウステークホルダー分類:関わる人たちの分類を挙げています。これは、関与の度合いや期待を管理するための別の文書で扱う項目であり、範囲を定めるための文書に書き入れる中身ではありません。
この問題の用語
- プロジェクトある目的のために期間を決めて行う、一回限りの活動。決算処理のように同じ手順を繰り返す定常業務とは区別されます。
- スコープそのプロジェクトでやること、やらないことの範囲を指します。範囲を漏れなく分けて並べたものがWBSになります。
- WBS作業を階層的に細かく分けて、管理できる大きさにまとめた図です。順序関係を表す図ではなく、やることの範囲を漏れなく並べます。
- ステークホルダその活動から影響を受ける、または活動に影響を与える人や組織。外部にもいて、不利益を受ける立場の人も含みます。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問51
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問66:定額契約に関する問題(スコープ)
- 令和7年度 秋期 午前 問51:スコープに関する問題(WBS)
- 令和7年度 秋期 午前 問46:要件定義に関する問題(ステークホルダ)
- 令和7年度 春期 午前 問50:スクラムに関する問題(ステークホルダ)
- 令和6年度 秋期 午前 問52:WBSの最下位のレベルの作業(WBS)
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