令和2年度 10月 午前Ⅱ 問22
コンピュータ構成要素
電気泳動型電子ペーパの説明
電気泳動型電子ペーパの説明として,適切なものはどれか。
- アデバイスに印加した電圧によって,光の透過状態を変化させて表示する。
- イ電圧を印加した電極に,着色した帯電粒子を集めて表示する。
- ウ電圧をかけると発光する薄膜デバイスを用いて表示する。
- エ半導体デバイス上に作成した微小な鏡の向きを変えて,反射することによって表示する。
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✓ これが正解イ電圧を印加した電極に,着色した帯電粒子を集めて表示する。
解説
電圧で着色した帯電粒子を電極に集めて表示するのが電気泳動型です。
電気泳動型電子ペーパは、電気を帯びた着色粒子を液体の中に入れ、電極に電圧をかけて粒子を引き寄せることで表示する方式です。例えば白と黒の粒子が逆の電気を帯びていれば、電圧のかけ方で表面に集まる粒子が変わり、白や黒の表示になります。一度粒子を動かせば電圧をかけ続けなくても表示が残るので、書き換えるときだけ電力を使う、消費電力の少ない表示ができます。電気泳動は帯電した粒子が電界の中を移動する現象なので、名前から粒子を集める方式だと結び付けると覚えやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アデバイスに印加した電圧によって,光の透過…:電圧によって光の透過状態を変えて表示するのは、液晶ディスプレイの仕組みです。液晶分子の向きを変えて光を通すか遮るかを制御するもので、帯電粒子を動かす方式ではありません。
- ウ電圧をかけると発光する薄膜デバイスを用い…:電圧をかけると発光する薄膜を使うのは、有機ELなどの発光型ディスプレイの仕組みです。自ら光る方式で、粒子を集めて反射光で見せる電子ペーパとは違います。
- エ半導体デバイス上に作成した微小な鏡の向き…:半導体の上に作った微小な鏡の向きを変え、光を反射させて表示するのは、プロジェクタなどで使われる微小な鏡を並べた素子の仕組みです。鏡を動かす方式で、帯電粒子は使いません。
出典:令和2年度 10月 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22
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