平成21年度 秋期 午前 問31
マルチメディア
コンピュータグラフィックスの問題
コンピュータグラフィックスで図形を描画する際に,図形の境界近くの画素に変化する色彩の中間色を割り当てることで,境界に生じる階段状のギザギザを目立たなくする技術はどれか。
- アアンチエイリアシング
- イクリッピング
- ウシェーディング
- エモーフィング
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✓ これが正解アアンチエイリアシング
解説
境界に中間色を置いて段差をぼかす技術です。
画面は四角い画素の並びでできているため、斜めの線や曲線の輪郭はどうしても階段のような形になります。設問はその階段を目立たなくする技術を訊いています。見分ける軸は、その技術が何を相手にしているかの一点です。輪郭に生じる段差なのか、表示する範囲の外なのか、面の明るさなのか、時間による形の変化なのかで四つが分かれます。境界のあたりの画素に、図形の色と背景の色の中間にあたる色を置くと、少し離れて見たときに目が隣り合う色を混ぜ、角がつながって見えます。細かさを増やしているのではなく、見え方の性質を利用しているところが要点です。コンピュータグラフィックスでこの働きを担うのがアンチエイリアシングです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イクリッピング:表示する範囲からはみ出した部分を切り落とす処理です。扱っているのは描く領域の内と外の切り分けであって、輪郭に現れる段差ではありません。
- ウシェーディング:光の当たり方に応じて面に陰影を付け、立体らしく見せる処理です。相手にしているのは面の明るさなので、境界のぎざぎざを消す働きとは別のものです。
- エモーフィング:ある形から別の形へ少しずつ変えていく処理です。時間に沿った形の移り変わりを作るものであり、止まっている図形の輪郭を整えるものではありません。
出典:平成21年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問31
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