平成30年度 秋期 午前 問53
プロジェクトマネジメント
人日に関する問題
表は,1人で行うプログラム開発の開始時点での計画表である。6月1日に開発を開始し,6月11日の終了時点でコーディング作業の25%が終了した。6月11日の終了時点で残っている作業量は全体の約何%か。ここで,開発は,土曜日と日曜日を除く週5日間で行うものとする。
| 作業 | 計画作業量(人日) | 完了予定日 |
|---|---|---|
| 仕様書作成 | 2 | 6月 2日(火) |
| プログラム設計 | 5 | 6月 9日(火) |
| テスト計画書作成 | 1 | 6月10日(水) |
| コーディング | 4 | 6月16日(火) |
| コンパイル | 2 | 6月18日(木) |
| テスト | 3 | 6月23日(火) |
- ア30
- イ47
- ウ52
- エ53
答えと解説を見る
✓ これが正解イ47
解説
日付ではなく、人日の総量のほうで割るのが近道になります。
残りの割合は、日付ではなく作業量そのもので数えます。六つの作業の計画量を足すと、全体は十七人日になります。次に、六月十一日の終わりまでに済んだ分を数えます。仕様書と設計と試験の計画は、予定日を過ぎているので済みです。この三つで二と五と一、合わせて八人日が終わっています。コーディングは四人日のうち四分の一なので、一人日が済みました。済んだ合計は九人日で、残りは十七から引いて八人日です。八を十七で割ると約四十七分となり、その肢が当たります。三十と答える形は、符号化を丸ごと済みと数えています。その場合の残りは五人日で、十七で割れば約三十分になります。残る二つは、符号化の四分の一を数え落としています。残りを九人日として割ると、約五十三分となります。切り捨てれば五十二、四捨五入すれば五十三という並びでした。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア30:三十と述べています。符号化を丸ごと済みと数えたときの値です。設問は四分の一とだけ書いています。残りは五人日となり、十七で割って約三十分です。四分の一しか終わっていないと設問は言っています。進み具合を多く見すぎです。
- ウ52:五十二と述べています。符号化の四分の一ぶんを、数え落とした形にあたります。一人日ぶんの進みが、まるごと消えています。残りを九人日として割ると約五十三分です。それを切り捨てると、ちょうどこの数になります。一人日ぶん足りません。
- エ53:五十三と述べています。こちらも符号化の一人日を数え落とした形です。落ちている量は前の肢と同じです。九を十七で割った値を四捨五入するとこうなります。落とし方は同じで、丸め方だけが違います。やはり一人日ぶん多いままです。
この問題の用語
- 作業工程を組み立てる、一つひとつの仕事の単位のことです。開始と終了、所要日数をもち、順序をつないで全体の日程を作ります。
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問53
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)