平成30年度 春期 午前 問9
コンピュータ構成要素
図はプロセッサによってフェッチされた命令の格納順序を表している。aに当てはまるものはどれか。
図(箱と矢印の図):
[主記憶]──▶ ┌─プロセッサ─────────────────┐
│ [ a ] ──▶ [命令デコーダ] │
└────────────────────────────┘- アアキュムレータ
- イデータキャッシュ
- ウプログラムレジスタ(プログラムカウンタ)
- エ命令レジスタ
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✓ これが正解エ命令レジスタ
解説
取り出した命令をいったん置くのが命令レジスタです。
図は、主記憶から取り出した命令が、解読する部分へ渡るまでの流れを表しています。取り出された命令は、解読にかかる前にいったんどこかへ置かれました。その置き場所が命令レジスタです。だから、命令レジスタが当たります。アキュムレータを挙げた肢は、計算の途中の値や結果を保つために使われる場所でした。演算の側で働くので、命令を受け止めて解読へ渡す位置ではありません。データキャッシュを挙げた肢は、よく使うデータを手元に置いて待ち時間を減らす仕組みです。扱うのはデータであって、命令が通る道筋の上に置かれる箱ではありませんでした。プログラムレジスタを挙げた肢は、次に取り出す命令がどこにあるかを保つ場所です。持っているのは位置を表す番地で、命令の中身そのものは入っていません。何が入る箱かを、命令かデータか番地かで分けて考えます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アアキュムレータ:アキュムレータを挙げています。演算の途中の値や結果をためておくために使われる場所でした。働く先は計算のほうです。主記憶から届いた命令を受け止め、解読する部分へ橋渡しするという役目は担っていません。
- イデータキャッシュ:データキャッシュを挙げています。何度も使うデータを近くに写しておき、待たされる時間を減らす仕組みでした。相手にしているのはデータです。図が示しているのは命令が解読へ向かう道筋なので、そこに置かれる箱ではありません。
- ウプログラムレジスタ(プログラムカウンタ):プログラムレジスタを挙げています。次にどこから命令を取り出すかを覚えておく場所でした。保持しているのは位置を示す番地です。命令そのものを受け取って解読部へ渡す箱ではなく、役割が一つ手前にあります。
この問題の用語
- キャッシュ一度取り寄せた内容を手元に置いて、次から早く使えるようにする仕組み。CPUとメモリの間や、ブラウザ、DNSなど、さまざまな場所で使われます。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問9
同じ用語が出る問題
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- 令和元年度 秋期 午前 問77:ROIの説明(キャッシュ)
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