(2024年5月公表分)(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問35
ライフプランニングと資金計画
住宅ローンに関する問題
住宅ローンの元利均等返済方式と元金均等返済方式を比較した場合、借入額、金利、借入期間等の条件が同一であれば、通常、総返済額は( )。
- 1元利均等返済方式のほうが多くなる
- 2元金均等返済方式のほうが多くなる
- 3同じである
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✓ これが正解1元利均等返済方式のほうが多くなる
解説
条件が同じなら、総返済額は元利均等返済のほうが多くなります。
住宅ローンの返済方法には、元利均等返済と元金均等返済があります。元利均等返済は、毎回の返済額(元金と利息の合計)が一定になる方式です。元金均等返済は、毎回返す元金の額を一定にし、そこにその時点の残高に応じた利息を上乗せする方式です。
元金均等返済は、返済の初めから元金が一定額ずつ減るので残高が早く減り、そのぶん後の利息も少なくなります。これに対して元利均等返済は、初めのうちは返済額の多くが利息に充てられ、元金はゆっくりとしか減りません。残高が多い期間が長く続くため、借入額・金利・借入期間が同じなら、支払う利息の合計、つまり総返済額は元利均等返済のほうが多くなります。
したがって、空欄には元利均等返済方式のほうが多くなる、が入ります。
覚え方として、元金均等は初めの負担が重いが総額は少ない、元利均等は毎回の負担が一定で計画を立てやすいが総額は多い、と長所と短所を対にして押さえておくと迷いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2元金均等返済方式のほうが多くなる:元金均等返済方式は元金が毎回一定額ずつ減るため、残高の減り方が速く、利息の合計は少なくなります。総返済額が多くなるのは元金均等返済方式ではなく、元利均等返済方式のほうです。
- 3同じである:条件が同じでも、返済の仕方によって残高の減り方が違うので、利息の合計も変わります。元利均等返済方式は残高がゆっくり減るぶん利息がかさみ、総返済額は同じになりません。
出典:3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(2024年5月公表分)(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問35(改変:肢の番号をそろえ、表・図を文字に書き写して加工)。解説は当サイト独自のもので、日本FP協会・金融財政事情研究会とは関係ありません。
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