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第110回 午前 問24

保健統計学

人口動態統計に関する問題

令和2年(2020年)の人口動態統計で、子どもの不慮の事故による年齢別死因の割合についてのグラフを以下に示す。窒息はどれか。

子どもの不慮の事故による年齢別死因の割合のグラフ(原典は図。100%積み上げ横棒グラフ。区分は①、②、③、④、⑤、中毒、その他。各区分の割合を目盛りから読み取ったおよその値を書き写した):

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✓ これが正解4④

解説

0歳で7割を超える④が窒息で、乳児の不慮の事故死の中心です。

このグラフは、令和2年の人口動態統計をもとに、子どもの不慮の事故による死亡の原因の割合を年齢別に示したものです。判断の軸は、年齢によって起こりやすい事故の種類が変わることです。

0歳の乳児は、自分で体の向きを変えたり、顔にかかった物を払いのけたりする力が弱く、寝具やベッドの隙間に顔が埋もれる、吐いた乳が気道をふさぐ、などで窒息が起こりやすくなります。人口動態調査をもとにした子供の事故防止に関する関係府省庁連絡会議の資料でも、0歳ではベッド内での窒息が多いことが示されています。グラフで0歳の約72%を占め、年齢が上がるにつれて割合が下がっていく④が、窒息にあたります。

①と③は、0歳では小さく、行動範囲が広がる幼児期以降に大きな割合を占める種類の事故を示しています。②と⑤は、どの年齢でも割合が小さく、0歳に集中する形ではありません。このため、どれも0歳に突出して多い窒息の分布には当てはまりません。

覚え方として、乳児期の不慮の事故は窒息が中心で、成長とともに屋外での事故の割合が増える、と押さえておくとよいでしょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第110回 保健師国家試験 午前(厚生労働省)問24(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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