第111回 午前 問4
個人・家族・集団・組織の支援
ケアマネジメントで正しいの
Aさん(86歳、女性、1人暮らし)は、運動機能の低下のため要支援2と認定された。保健師が行うAさんのケアマネジメントで正しいのはどれか。
- 1立案した計画は1年に1回評価する。
- 2多職種によるチームで継続的に支援する。
- 3インフォーマルなサービスは支援計画に含めない。
- 4地域包括支援センターの保健師の独占業務である。
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✓ これが正解2多職種によるチームで継続的に支援する。
解説
ケアマネジメントは多職種のチームで継続的に支援します。
ケアマネジメントは、支援が必要な人のニーズを把握し、さまざまなサービスや資源を結び付けて計画を立て、実施、モニタリング、評価を繰り返しながら生活を支える方法です。要支援2のAさんの場合は、地域包括支援センターなどが介護予防のケアマネジメントを行います。
運動機能が低下した1人暮らしの高齢者の生活を支えるには、保健師だけでなく、介護支援専門員、社会福祉士、リハビリテーションの専門職、サービス事業者、民生委員などが役割を分担し、情報を共有しながら関わる必要があります。心身の状態や生活は時間とともに変わるため、一度の計画で終わらず継続して関わることが前提です。したがって、多職種によるチームで継続的に支援するという記述が正しいものです。
ケアマネジメントは、多職種で関わる、継続して見直す、公的なサービスと身近な支えの両方を組み合わせる、の3点で覚えると整理しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1立案した計画は1年に1回評価する。:計画はサービス開始後のモニタリングを通じて定期的に確認し、状態が変われば随時見直します。年1回だけの評価では、Aさんの心身や生活の変化に合わせた修正が間に合いません。
- 3インフォーマルなサービスは支援計画に含めない。:近所の見守りや家族の手助け、住民の通いの場などのインフォーマルなサービスも、Aさんの生活を支える大切な資源です。公的サービスだけに限らず、計画に組み込んで活用します。
- 4地域包括支援センターの保健師の独占業務である。:要支援者のケアマネジメントは、地域包括支援センターの保健師だけでなく、社会福祉士や主任介護支援専門員などの職員も担います。保健師だけに認められた独占の業務ではありません。
出典:第111回 保健師国家試験 午前(厚生労働省)問4(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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