平成21年度 秋期 問50
システム開発技術
テストのテストケースの作成者
あるシステムの開発において,単体テスト,結合テスト,システムテスト,運用テストの順にテストを実施することにした。システムテストのテストケースの作成者として適切な者はだれか。
- ア外部設計の担当者
- イ内部設計の担当者
- ウプログラム開発の担当者
- エ利用部門の担当者
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✓ これが正解ア外部設計の担当者
解説
試す段は、対になる設計の段の人が中身を用意しました。
テストの段は、設計の段と対になって並んでいます。下るほど細かくなる設計と、上るほど広くなる試験の対でした。いちばん下では、書いた人が自分の部品を試します。ひとつ上では、内側の設計を担った人が噛み合わせを試します。さらに上では、外側を決めた人が全体を試しました。外側の設計とは、利用する人から見える形を決める段です。だから外部設計の担当者を挙げた肢が、これに当たります。決めた人が試すからこそ、意図どおりかを判じられました。いちばん上では、利用する部門の人が実際の業務で試します。つまり四つの肢が、四つの試験に一つずつ対応しています。設問が問うているのは、上から二番目の試験でした。対応を取り違えると、隣の段の人を選んでしまいます。シラバスも、各種の試験を用語として挙げています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ内部設計の担当者:内側の設計を担った人を挙げた肢のほうです。部品をどう組み合わせるかを決めた立場にあたります。だから噛み合わせを試す段の中身を用意しました。設問が問うている段より、ひとつ下に置かれます。隣の段を選んでしまった形でした。
- ウプログラム開発の担当者:書き起こした担当者を挙げた肢というのが、こちらです。自分が書いた部品を、自分で試すことになります。四つの試験の中では、いちばん下に置かれる段でした。問われている段からは、二つぶん離れています。細かさの位置が合っていません。
- エ利用部門の担当者:利用する部門の担当者を挙げた肢が、こちらです。実際の業務で使えるかを、最後に確かめる立場でした。だから四つの試験の中では、いちばん上に置かれます。設問が問うている段より、ひとつ上でした。こちらも隣の段になります。
この問題の用語
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
- システムテスト作り上げたシステム全体が、求めたとおり動くかを確かめる試験です。機能のほか、性能や操作性、異常時の動きなども確かめます。
- 運用テスト本番と同じ環境で、実際の業務のとおりに動くかを利用者と運用者が確かめるテストです。開発の最後に、本番稼働の前に行います。
- テストケース何をどう試して、どうなれば合格かを一つずつ決めたものです。入力する値や操作の手順と、期待する結果を組にして書きます。
- 部門組織の中で、仕事の種類や担当ごとに分けられたまとまりです。専門ごとに分ける分け方と、製品や地域ごとに分ける分け方があります。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問50
同じ用語が出る問題
- 令和5年度 問42:単体テストに関する問題(システムテスト)
- 令和3年度 問43:検収に関する問題(運用テスト)
- 令和3年度 問38:システム監査に関する問題(運用テスト)
- 平成30年度 秋期 (特別措置試験) 問44:ホワイトボックステストの問題(テストケース)
- 平成29年度 春期 (特別措置試験) 問77:ベンチマークテストに関する記述(テストケース)
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