平成23年度 特別 問8
企業活動
PDCAに関する問題
経営管理の仕組みの一つである PDCA の C によって把握できるものとして,最も適切なものはどれか。
- ア自社が目指す中長期のありたい姿
- イ自社の技術ロードマップを構成する技術要素
- ウ自社の経営計画の実行状況
- エ自社の経営を取り巻く外部環境の分析結果
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✓ これが正解ウ自社の経営計画の実行状況
解説
三つ目の段なので、計画どおりに進んでいるかを見ています。
PDCA という枠組みは、四つの段を繰り返す形になっています。最初に計画を立て、次にそれを実行に移しました。三つ目の段で、実行の様子を計画と突き合わせます。設問が問うたのは、この三つ目の段で分かることでした。つまり計画がどこまで進んだかが、ここで見えてきます。だから経営計画の実行状況と述べた肢が当たりました。ずれが見つかれば、四つ目の段で手を打つことになります。中長期にどうありたいかは、計画を立てる前に描く姿でした。技術の道筋を作る要素も、計画の中で並べるものです。外を取り巻く様子の分析も、計画を立てる材料になりました。三つとも、最初の段で用いるものになっています。つまり四つの段のどこに置かれるかで、答えは決まりました。シラバスも、この枠組みを企業活動の用語として挙げています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア自社が目指す中長期のありたい姿:中長期にどうありたいかを挙げた肢のほうです。目指す先を描くことは、確かに欠かせません。けれどもそれは、計画を立てる段の話でした。進み具合を突き合わせる段ではありません。置かれる段が最初にあります。見ている段が違いました。
- イ自社の技術ロードマップを構成する技術要素:技術の道筋を作る要素というのが、こちらです。どの技術をいつ手に入れるかを並べました。これも計画を組み立てるときの中身になります。実行の様子を測る段では扱いませんでした。やはり最初の段です。三つ目の段では出てきません。
- エ自社の経営を取り巻く外部環境の分析結果:外を取り巻く様子の分析が、こちらに当たります。追い風と向かい風を見きわめる作業でした。計画を立てるための材料として使われます。進んだかどうかを測る値ではありません。これも前の段に置かれます。測る段では扱いません。
この問題の用語
- PDCA計画、実行、点検、処置の四つを繰り返して改善を続ける進め方です。最後の処置は、仕組みや成果を継続的に改善する手を打つ段階です。
- 経営計画会社がどこへ向かい、何をするのかを定めた計画です。情報戦略は、この中長期の計画と整合を取って立てられます。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:平成23年度 特別 ITパスポート試験 問8
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 問83:PDCAに関する問題(PDCA)
- 令和6年度 問86:PDCAに関する問題(PDCA)
- 平成28年度 秋期 (特別措置試験) 問13:バランススコアカードに関する問題(経営計画)
- 平成27年度 春期 (特別措置試験) 問5:KPIの説明(経営計画)
- 平成25年度 秋期 (特別措置試験) 問11:経営理念に関する記述(経営計画)
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