平成24年度 春期 (特別措置試験) 問47
システム監査
会社の情報システムの安全性,信頼性などを第三者が点検,評価し,必要があれば当該第三者が点検,評価の対象者に助言,勧告をするものはどれか。
- アシステム監査
- イシステム管理
- ウシステム設計
- エシステムテスト
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✓ これが正解アシステム監査
解説
外から独立した人が点検し、助言や勧告まで行う営みです。
設問の言い方に、答えを決める言葉が二つ入っています。ひとつは第三者が行うこと、もうひとつは助言や勧告まで行うことです。この二つを備えた営みが、システム監査でした。この語を挙げた肢が当たり、独立した立場が要点になります。内側の人が調べれば、都合の悪い点は見えても書けません。だから利害の無い立場の人が、点検し、評価します。見るのは安全性や信頼性、そして経営への効き方です。評価して終わりではなく、直すべき点は助言や勧告として伝えます。ただし自ら手を入れて直すことはしません。直せば、次に監査するとき自分の仕事を見ることになります。点検する人と直す人を分けておくのが、この仕組みの芯です。残る三つは、いずれも内側の役目を指す言葉でした。シラバスも、独立かつ客観的な立場の監査人という書き方をしています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イシステム管理:仕組みを日々きちんと動かしていく営みのほうを挙げた肢です。設定を保ち、資源を配り、日々の記録を見張り続けます。これは内側で回す役目であって、外の第三者ではありません。むしろ点検を受ける側に立っている仕事でした。
- ウシステム設計:どう作るかを決める工程というのが、この肢の中身でした。要件を受けて、構造や画面や処理の形を組み立てていきます。作る側の仕事なので、外から評価する立場ではありません。助言や勧告という設問の言葉とも噛み合いませんでした。
- エシステムテスト:組み上がった仕組みを実際に試してみる工程のほうです。要件どおりに動くかを、実際に動かして確かめていきます。開発の中の作業であって、独立した第三者は登場しません。点検の対象は動くかどうかで、経営への効き方ではありません。
この問題の用語
- システム監査情報システムが安全で正しく使われているかを、担当から独立した立場で点検し報告すること。直すべきところを見つけて伝えます。
- 情報システム業務に必要なデータを集め、処理し、伝えるための仕組み全体です。コンピュータや通信網だけでなく、それを使う人や業務の手順も含みます。
- 信頼性意図した動きと実際の結果が食い違わない度合い。情報セキュリティでは一貫しているという特性、機器ではRASISのRとして壊れにくさを指します。
- システムテスト作り上げたシステム全体が、求めたとおり動くかを確かめる試験です。機能のほか、性能や操作性、異常時の動きなども確かめます。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問47
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 問51:監査意見を検討するプロセス(システム監査)
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- 令和3年度 問38:システム監査に関する問題(システムテスト)
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