平成26年度 春期 (特別措置試験) 問93
ヒューマンインタフェース
〔中問C・稟議システム〕〔テクノロジ〕
入力項目“種別”の入力に使用するGUI(Graphical User Interface)部品として,適切なものはどれか。
〔中問Cの記述〕
F社の総務部では,社員(役員を含む)による購買や契約などの申請と承認を行うシステム (以下,稟議システムという)を構築することにした。総務部のGさんは,稟議システムの 申請画面と申請の流れについて検討を行っている。 申請画面の入力項目は,表1のとおりである。
〔表1 申請画面の入力項目〕
入力項目 内容
件名 稟議の名称
種別 計画,購買,契約,その他(四つの稟議種別から一つ選択)
申請年月日 申請する年月日
稟議内容 内容の詳細
決裁金額 種別が購買又は契約の場合,決裁を求める金額
同意者 承認を取得する前に,同意を取る必要がある社員名
(1名以上の同意者が存在する)
承認者 最終的に承認する社員名
回覧者 承認された後に,回覧を行う社員名
添付資料 申請者が必要と判断した添付資料- アスクロールバー
- イチェックボックス
- ウテキストボックス
- エラジオボタン
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✓ これが正解エラジオボタン
解説
候補の数と、選べる個数の二つを、設問の文から拾い出します。
項目の説明に、四つの種別から一つ選ぶ、と書かれています。決め手はこの一文に二つとも含まれています。選ぶ先が決まった四つで、選ぶのは一つだけ、という二つです。決まった候補から一つだけ選ばせる部品が、ラジオボタンです。一つ押すと他が戻る仕組みで、二つ同時には押せません。名は昔の車載受信機の選局ボタンから来ています。画面を上下左右に動かす部品は、そもそも値を入れるものではありません。チェックボックスは、いくつでも選べるので一つという縛りを表せません。自由に文字を打つ部品は、四つ以外の字も打ててしまいます。同じ意味の語が違う書き方で入り、集計が合わなくなります。候補が多いときは、折りたたんで見せる部品を使います。入力の段階で選ばせれば、表記のゆれが起きません。これを入力の標準化と呼びます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アスクロールバー:画面を上下左右に動かすための部品です。表示しきれない部分を見るために添えられます。値そのものを入れる役目は持っていません。画面を送る仕掛けを問われたなら、こちらが答えです。値を入れるための部品ではありません。
- イチェックボックス:用意された候補から選ばせる点は同じ部品です。見た目も似ているので、いちばん惜しい肢になります。違うのは、いくつでも選べてしまう一点です。複数を選ばせたい場面を問われたなら、こちらが答えです。一つという縛りを表せません。
- ウテキストボックス:自由に文字を打ち込ませる部品です。候補の四つ以外の字も、そのまま入ってしまいます。同じ意味の語が違う書き方で並び、集計が合わなくなります。決まっていない内容を書かせる場面なら、こちらです。候補が決まっているときには向きません。
この問題の用語
- 契約当事者の合意で成立する法的な約束のこと。原則として口頭でも成立し、契約書は内容を確かめる証拠になります。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問93
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