平成27年度 秋期 (特別措置試験) 問10
法務
プライバシーマークに関する問題
プライバシーマーク制度で評価されるマネジメントシステムが,管理の対象とするものはどれか。
- ア営業秘密
- イ個人情報
- ウ肖像権
- エ情報システム
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✓ これが正解イ個人情報
解説
制度の名前の前半が、守る対象をそのまま指しています。
制度の名前の前半が、そのまま答を指しています。人にまつわる情報を適切に扱う体制を確かめる仕組みなので、管理の対象もそれです。並ぶ肢には、別の制度が守る対象が混ぜてあります。会社の情報全般を安全に保つ体制のほうは、よく似た形の別の仕組みで、拠って立つ規格も違います。この二つを対にして覚えるのが、いちばん短い道です。片方だけを覚えていると、もう片方で取り違えます。この制度がプライバシーマークで、対象は個人情報です。シラバスはこれをセキュリティの節に置き、その十行ほど前にISMSを挙げています。個人情報保護法のほうは法務の節にあります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア営業秘密:別の法律が守る対象です。個人情報と営業秘密は、よりどころになる法律がそれぞれ違います。片方だけを覚えていると、もう片方で取り違えます。
- ウ肖像権:人の姿を勝手に使われない権利です。人にまつわるという点は近いものの、認定の制度と結び付いていません。シラバスにこの語はありません。認定を受ける仕組みとも結び付いていないので、制度の名前のほうから引こうとすると空振りします。
- エ情報システム:会社の情報全般を安全に保つ体制のほうの対象です。よく似た仕組みですが、よりどころとする規格が別になります。シラバスでは同じセキュリティの節に並んでおり、すぐ近くに置かれている分だけ、かえって取り違えやすい相手になります。
この問題の用語
- プライバシーマーク個人情報を適切に扱う体制を持つ事業者に与えられる認定のこと。対象は個人情報全般で、カード会員データの技術要件は定めません。
- 個人情報生きている個人を特定できる情報。氏名や生年月日のほか、ほかの情報と組み合わせれば特定できるものも含みます。
- ISMS情報を守る取り組みを、決めて実行し点検して直す流れとして続ける仕組み。個々の対策ではなく、その回し方のことです。
- 営業秘密秘密として管理され、事業に有用で、公然と知られていない情報です。この三つがそろってはじめて、不正競争防止法で守られます。
- 情報システム業務に必要なデータを集め、処理し、伝えるための仕組み全体です。コンピュータや通信網だけでなく、それを使う人や業務の手順も含みます。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問10
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 問100:ISMSの活動に関する記述(ISMS)
- 令和8年度 問13:匿名加工情報の説明(個人情報)
- 令和6年度 問82:ISMSに関する問題(プライバシーマーク)
- 令和6年度 問11:品質マネジメントシステムの問題(プライバシーマーク)
- 令和6年度 問10:限定提供データに関する記述(営業秘密)
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