平成27年度 秋期 (特別措置試験) 問16
システム戦略
デジタルディバイドに関する問題
情報を活用できる環境や能力の差によって,待遇や収入などの格差が生じることを表すものはどれか。
- ア情報バリアフリー
- イ情報リテラシ
- ウディジタルディバイド
- エデータマイニング
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✓ これが正解ウディジタルディバイド
解説
原因と結果と対策の、どれを訊かれたのかを先に決めます。
並ぶ肢のうち三つは、同じ話題の中で位置だけが違います。使いこなす力の差が原因にあたり、そこから生じる待遇や収入の開きが結果にあたり、その開きを埋めようとする取り組みが対策にあたります。設問は、格差が生じることと書いているので、真ん中の結果を訊いています。だから原因の側の語も、対策の側の語も選べません。この型の問いでは、まず原因と結果と対策のどれを訊かれたのかを決めてから肢を読むと、まとめて外せます。残る一つは大量のデータから規則性を掘り出す技術で、そもそも話題が別のところにあります。結果にあたるのがデジタルディバイドです。シラバスはこの語をシステム戦略の用語例に置き、その少し前でデジタルリテラシーを別の項として立てています。原因と結果が、シラバスの上でも近くに並んでいることになります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア情報バリアフリー:開きを埋めるための取り組みの名です。対策の側にあたるので、生じること自体を指す語にはなりません。シラバスにこの語はありませんが、近い考え方として情報デザインの節にアクセシビリティが挙げられています。近さのほうから探しにいきます。
- イ情報リテラシ:情報を使いこなす力そのものの名です。原因の側にあたるため、そこから生じる結果を指す語とは位置がずれます。シラバスは項を立てて、その習得の必要を説いています。原因の側に置かれる語だと、シラバスの中での位置からも分かります。
- エデータマイニング:ためた大量のデータから規則性を掘り出す技術の名です。三つの並びとは話題が別なので、位置を考えるまでもなく外れます。シラバスではデータウェアハウスと同じ一行に並んでおり、話題そのものが、はじめから別の場所に置かれています。
この問題の用語
- デジタルリテラシーデジタルの道具や情報を、目的に合わせて使いこなす力のこと(古い表記はディジタルリテラシー)。この力を身につける機会の差が、情報の格差につながります。
- データマイニング大量のデータから、統計の手法などで新しい傾向を見つけ出す手順です。買い物の履歴から売れ筋の組み合わせを見つける、といった使い方をします。
- 情報リテラシ情報を集め、確かめ、選んで使う力のことをいいます。習得の機会を増やすことが、情報の格差を解消する取組みになります。
- ディジタルディバイド情報技術を使えるかどうかで生じる、暮らしや機会の差のことです。学ぶ機会を増やし、使いやすい環境を整えることで縮めます。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問16
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 問95:データベース設計に関する問題(データマイニング)
- 令和6年度 問12:人間中心のAI社会原則の問題(情報リテラシ)
- 平成31年度 春期 (特別措置試験) 問99(ディジタルディバイド)
- 平成28年度 春期 (特別措置試験) 問7:情報リテラシに該当するもの(デジタルリテラシー)
- 平成23年度 特別 問27:デジタルリテラシーに関する問題(デジタルリテラシー)
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