平成27年度 秋期 (特別措置試験) 問33
サービスマネジメント
可用性に関する問題
ITの運用の効率化を図り,可用性をはじめとするサービスの品質を高めようとするマネジメントシステムとして,適切なものはどれか。
- アIT の技術戦略マネジメント
- イIT サービスマネジメント
- ウIT プロジェクトのスコープマネジメント
- エIT プロジェクトのタイムマネジメント
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✓ これが正解イIT サービスマネジメント
解説
終わりがあるかどうかで、四つの肢が二つに割れていきます。
設問が並べている語を見ます。運用を効率よくすること、止まらずに使えること、そして提供しているものの出来ばえです。どれも、動き続けているものについて言う言葉です。並ぶ肢は二種類に割れます。始まりと終わりがある取り組みを管理するものと、終わらせずに保ち続けるものです。使いたいときに使えるという言葉は、終わらないものにしか言えないので、それだけで前者の二つが落ちます。残るもう一つは、これから何の技術を持つかという先の話で、いま動いているものの品質を保つ話ではありません。問われているのがITサービスマネジメントで、シラバスは大分類そのものをこの名で立てています。可用性管理もSLAも同じ節にあります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アIT の技術戦略マネジメント:これから何の技術を持つかを決める側の話です。先を見る取り組みなので、いま動いているものの品質を保つ話とは時点が違います。シラバスでは経営戦略の側に置かれている語です。見ている先が将来のほうなので、大分類からして離れています。
- ウIT プロジェクトのスコープマネジメント:始まりと終わりがある取り組みで、やる仕事の範囲を決める受け持ちです。ここでは終わりがある側で落ちます。シラバスでは別の大分類に置かれています。大分類が違えば、扱う対象そのものも違います。
- エIT プロジェクトのタイムマネジメント:同じく終わりがある取り組みで、日程を扱う受け持ちです。使いたいときに使えるという言葉は、終わらないものにしか言えません。同じく別の大分類の側です。終わりがあるかどうかという一本の線で、二つまとめて落とせることになります。
この問題の用語
- サービスマネジメントITサービスを計画し、提供し、良くしていく一連の管理活動です。計画外の中断や品質の低下は、インシデントとして扱います。
- 可用性使いたいときに情報や仕組みを使える状態が保たれていること。情報セキュリティの三要素の一つで、システムでは稼働率で表します。
- SLA提供する側と受ける側で、どの水準まで満たすかをあらかじめ取り決めた合意。緊急時の手順や、守れなかったときの扱いも決めておきます。
- プロジェクトある目的のために期間を決めて行う、一回限りの活動。決算処理のように同じ手順を繰り返す定常業務とは区別されます。
- スコープそのプロジェクトでやること、やらないことの範囲を指します。範囲を漏れなく分けて並べたものがWBSになります。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問33
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 問77:認証に関する問題(可用性)
- 令和8年度 問46:問題管理の説明(サービスマネジメント)
- 令和8年度 問45(スコープ)
- 令和8年度 問36:スコープに関する問題(スコープ)
- 令和7年度 問37:SLAに関する問題(サービスマネジメント)
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