介護福祉士国家試験について
何問を何分で解くか
介護福祉士国家試験は、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが実施する国家試験です。
125問(13科目)を、午前と午後に分けて解きます。 第39回の試験時間は、午前が10時00分から11時45分まで(105分)、午後が13時40分から15時35分まで(115分)です。
五つの選択肢から一つを選ぶ形(五肢択一)を基本とする多肢選択形式で、マークシートで答えます。 配点は1問1点で、125点満点です。
問題は、A・B・C の三つのパートに分かれています。
| パート | 時間帯 | 科目 | 配点 |
|---|---|---|---|
| A | 午前 | 人間の尊厳と自立、介護の基本、社会の理解、人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術、生活支援技術 | 60点 |
| B | 午後 | こころとからだのしくみ、発達と老化の理解、認知症の理解、障害の理解、医療的ケア | 45点 |
| C | 午後 | 介護過程、総合問題 | 20点 |
障害のある方・外国籍の方などは、申請すると試験時間の延長を受けられます。
何点で受かるか
合格には、次の二つともが必要です。
- 総得点が合格基準点以上であること ── 合格基準点は、総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数です。
- 11の試験科目群すべてで得点があること ── 0点の科目群が一つでもあると、合格になりません。
11の試験科目群は、次のとおりです。
- A パート ── ①人間の尊厳と自立、介護の基本 ②社会の理解 ③人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術 ④生活支援技術
- B パート ── ⑤こころとからだのしくみ ⑥発達と老化の理解 ⑦認知症の理解 ⑧障害の理解 ⑨医療的ケア
- C パート ── ⑩介護過程 ⑪総合問題
合格基準点は、回ごとに変わります。第38回は125点満点の64点でした。
| 回 | 試験日 | 合格基準点(125点満点) |
|---|---|---|
| 第35回 | 2023年1月29日 | 75点 |
| 第36回 | 2024年1月28日 | 67点 |
| 第37回 | 2025年1月26日 | 70点 |
| 第38回 | 2026年1月25日 | 64点 |
出典: 各回の「合格基準及び正答について」(2026年10月6日に確認)。
パート合格(第38回から)
第38回(2026年1月実施)から、パート合格のしくみが入りました。 全パートの総得点が合格基準に届かなかった人のうち、あるパートの合格基準点以上を得点し、そのパートを構成する試験科目群すべてで得点があった人は、そのパートの合格になります。
パートごとの合格基準点は、すべてのパートを受けた全受験者の、各パートの平均得点の比率を使って、全体の合格基準点を分けた点数です。 第38回は、A パート 32.23点、B パート 20.43点、C パート 11.33点でした。 パート別の合格者は、A パート 3,935人、B パート 1,509人、C パート 6,181人でした。
パート合格は、パート合格した試験の翌々年まで有効です。 第39回からは、合格したパートを免除して、不合格のパートだけを受けることを選べます。
いつ受けられるか・いくらかかるか
試験は年1回、1月下旬の日曜日に行われる筆記試験です。
第39回の試験日は2027年1月31日(日)です。試験地は35都道府県です。
受験手数料は20,510円です。クレジットカード決済か、コンビニエンスストア決済で支払います。
受験資格があります。介護福祉士養成施設を卒業した方、3年以上介護等の業務に従事して実務者研修などを修了した方、福祉系高校で必要な科目を履修して卒業した方、EPA で3年以上介護等の業務に従事した方などが対象です。 ご自分がどれに当たるかは、試験センターの資格取得ルート図でお確かめください。
第39回の申込みは、試験センターのホームページの「インターネット受験申し込み」から、2026年7月22日から9月2日まででした。 第39回の受付は終わっています(2026年10月6日に確認)。
第39回の合格発表は2027年3月23日(火)で、試験センターのホームページに掲載されます。
この数字を確かめた日と、出どころ
このページの数字は、2026年10月6日に社会福祉振興・試験センターと厚生労働省のページ・PDF で確かめたものです。
- 試験日・試験時間・出題数・出題形式・試験地・受験手数料・申込み・合格発表・受験資格 ── 令和8年度 第39回介護福祉士国家試験(社会福祉振興・試験センター)
- 第39回の試験日・申込みの期間 ── 第39回介護福祉士国家試験の施行について(厚生労働省)
- パートの科目・解答の方法 ── 第39回 受験の手引(PDF・社会福祉振興・試験センター)
- 配点・合格基準・試験科目群・パート合格 ── 合格基準(社会福祉振興・試験センター)
- パート合格のしくみ ── パート合格について(社会福祉振興・試験センター)
- 第38回の合格基準点・パート別の合格基準点 ── 第38回 合格基準及び正答について(PDF・厚生労働省)
- 第38回の受験者数・合格者数・合格率・パート別の合格者数 ── 第38回介護福祉士国家試験合格発表について(厚生労働省)
- 第37回の合格基準点 ── 第37回 合格基準・正答(PDF・社会福祉振興・試験センター)
- 第36回の合格基準点 ── 第36回 合格基準・正答(PDF・社会福祉振興・試験センター)
- 第35回の合格基準点 ── 第35回 合格基準及び正答について(PDF・厚生労働省)
- 第33回〜第38回の受験者数・合格者数・合格率 ── 介護福祉士国家試験の受験者・合格者・合格率の推移(PDF・厚生労働省)
試験日・受験手数料・申込みの期間は、回ごとに変わります。 お申し込みの前に、試験センターのページで最新のものをお確かめください。
受験者数・合格者数・合格率の推移
第38回は受験者 78,469人のうち 54,987人が合格し、合格率は 70.1% でした。 合格率は、厚生労働省が公表している値です。
| 回(実施年度) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第33回(令和2年度) | 84,483人 | 59,975人 | 71.0% |
| 第34回(令和3年度) | 83,082人 | 60,099人 | 72.3% |
| 第35回(令和4年度) | 79,151人 | 66,711人 | 84.3% |
| 第36回(令和5年度) | 74,595人 | 61,747人 | 82.8% |
| 第37回(令和6年度) | 75,387人 | 58,992人 | 78.3% |
| 第38回(令和7年度) | 78,469人 | 54,987人 | 70.1% |
第38回の合格者数は、全パートに合格した人の数です。パート別の合格者は含みません。
出典: 厚生労働省「介護福祉士国家試験の受験者・合格者・合格率の推移」(2026年10月6日に確認)。
よく出る分野
このサイトに載せている介護福祉士国家試験の過去問 372問を、13の分野に分けて数えました。問題が多い分野は、次のとおりです。
- 生活支援技術 ── 76問
- 社会の理解 ── 36問
- こころとからだのしくみ ── 36問
- 総合問題 ── 36問
- 介護の基本 ── 30問
これは試験の実施団体が公表している出題の割合ではなく、当サイトが載せている過去問を数えた数です。次の試験で同じ割合で出るとは限りません。
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