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第36回 問題3

人間関係とコミュニケーション

U介護老人福祉施設では,利用者の介護計画を担当の介護福祉職が作成している。このため,利用者の個別の介護目標を,介護福祉職のチーム全員で共有することが課題になっている。

この課題を解決するための取り組みとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解5担当以外のチームメンバーもカンファレンス(conference)に参加して,集団凝集性を高める。

解説

担当以外もカンファレンスに参加し、集団凝集性を高める取り組みです。

この事例の課題は、担当者だけが作った介護計画の目標を、チーム全員で共有できていないことです。チームの心理を表す言葉のうち、集団凝集性は、メンバーが集団にひきつけられ、まとまろうとする力のことを指します。凝集性が高いチームほど、目標や情報を自分たちのものとして共有しやすくなります。

管理職の注意喚起で規範をつくる方法は上からの指示にとどまり、経験の長い職員への同調や多数派への統一は、異なる意見を出しにくくします。内集団バイアスは、自分たちの集団を身内びいきする心の傾向で、強めるとほかの職種や集団との連携を妨げます。

これに対して、担当以外のチームメンバーもカンファレンス(会議)に参加すれば、利用者の介護目標を全員で話し合い、理解をそろえる場ができます。話し合いを通じてまとまりが生まれ、集団凝集性が高まることで、目標の共有という課題の解決につながります。チームの課題では、全員が参加して話し合う取り組みを選び、同調や圧力で意見をそろえる取り組みは外す、と覚えておきましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第36回 介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題3。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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