第36回 問題36
発達と老化の理解
次のうち,健康寿命の説明として,適切なものを1つ選びなさい。
- 10歳児の平均余命
- 265歳時の平均余命
- 365歳時の平均余命から介護期間を差し引いたもの
- 4介護状態に至らずに死亡する人の平均寿命
- 5健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間
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✓ これが正解5健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間
解説
健康寿命は、健康上の問題で日常生活が制限されずに生活できる期間です。
健康寿命とは、厚生労働省の説明によると、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。単に生きている長さではなく、介護や支援をあまり必要とせず、自分らしく暮らせる期間に注目した指標です。
平均寿命と健康寿命の差は、日常生活に何らかの制限がある期間を表すと考えられます。この差を縮めることは、本人の生活の質を高めることにつながり、介護予防や健康づくりの目標としてもよく使われています。したがって、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間という記述が適切です。
ほかの肢は、0歳児の平均余命や65歳時の平均余命のように寿命や余命そのものを表すもの、平均余命から介護期間を差し引いたもの、介護が必要になる前に亡くなった人の平均寿命など、健康寿命の定義とは異なるものです。平均寿命はどれだけ生きるか、健康寿命はどれだけ元気に暮らせるか、と区別して覚えると見分けやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 10歳児の平均余命:0歳児の平均余命は、生まれたばかりの子どもがこの先平均して何年生きられるかを示すもので、平均寿命のことです。健康に暮らせる期間を示す健康寿命とは異なります。
- 265歳時の平均余命:65歳時の平均余命は、65歳の人があと平均して何年生きられるかを示す数字です。その中には日常生活に制限がある期間も含まれるため、健康寿命の説明にはなりません。
- 365歳時の平均余命から介護期間を差し引いたもの:65歳からの余命から介護を受けた期間を差し引くという考え方は、健康寿命の定義とは異なります。健康寿命は、健康上の問題で日常生活が制限されない期間として定められています。
- 4介護状態に至らずに死亡する人の平均寿命:介護が必要な状態にならずに亡くなった人だけを取り出して平均した寿命は、健康寿命の定義ではありません。健康寿命は、すべての人について日常生活に制限のない期間をとらえる指標です。
出典:第36回 介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題36。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。
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