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第36回 問題40

認知症の理解

認知症(dementia)の行動・心理症状(BPSD)であるアパシー(apathy)に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解1感情の起伏がみられない。

解説

アパシーは、感情の起伏がみられなくなる状態です。

アパシーは、認知症の行動・心理症状(BPSD)の一つで、物事への興味や関心、意欲が失われた状態をいいます。周りの出来事に心が動かず、喜びや悲しみなどの感情の起伏がみられなくなるのが特徴です。以前は好きだった趣味に関心を示さなくなったり、一日中ぼんやり過ごしたりする様子がみられます。

アパシーと間違えやすいのが、うつ状態です。どちらも活動が減って元気がないように見えますが、うつ状態では、気持ちが落ち込む、将来に希望がもてない、自分を責めるなど、本人がつらさや苦しみを感じています。これに対してアパシーでは、そうしたつらさの感情自体が乏しく、本人は困っていないように見えることが多いとされます。

したがって、感情の起伏がみられないという記述が適切です。ほかの肢は、いずれも気分の落ち込みや悩み、自責の念など、うつ状態に近い心の様子を表しています。アパシーは感情が動かない状態、うつは苦しい感情がある状態、と区別して覚えると見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第36回 介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題40。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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