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第36回 問題52

障害の理解

統合失調症(schizophrenia)の特徴的な症状として,最も適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解2妄想

解説

統合失調症の特徴的な症状の1つは、妄想です。

統合失調症は、考えや感情、行動をまとめる働きが乱れる精神疾患です。症状は大きく、陽性症状と陰性症状に分けて説明されます。陽性症状は、本来ないものが現れる症状で、妄想や幻覚、特に幻聴が代表的です。陰性症状は、本来ある働きが弱まる症状で、意欲の低下や感情の平板化などがあります。

妄想は、根拠がないのに強く信じ込み、説明されても考えが変わらないものです。誰かに監視されている、悪口を言われているといった被害的な内容が多くみられます。統合失調症の特徴的な症状として、妄想が当てはまります。

ほかの記述は、主に別の病気や状態と結びつくものです。振戦せん妄は、アルコール依存症の人が飲酒をやめたときなどにみられる離脱症状です。強迫性障害は、症状の名前ではなく、わかっていてもやめられない考えや行為が続く別の疾患の名前です。抑うつ気分は、うつ病の中心となる症状です。健忘は、記憶が抜け落ちることで、認知症や頭部の外傷などでみられます。

覚え方としては、統合失調症は陽性症状の妄想・幻聴と、陰性症状の意欲低下をセットで押さえ、アルコールなら振戦せん妄、うつ病なら抑うつ気分、と病気ごとに代表的な症状を結びつけておくと見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第36回 介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題52。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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