平成22年度 春期 午前Ⅱ 問18
システム戦略
SOAに関する問題
SOA(Service Oriented Architecture)の説明はどれか。
- アWebサービスを利用するためのインタフェースやプロトコルを規定したものである。
- イXMLを利用して,インターネット上に存在するWebサービスを検索できる仕組みである。
- ウ業務機能を提供するサービスを組み合わせることによって,システムを構築する考え方である。
- エサービス提供者と委託者との間でサービスの内容,範囲及び品質に対する要求水準を明確にして,あらかじめ合意を得ておくことである。
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✓ これが正解ウ業務機能を提供するサービスを組み合わせることによって,システムを構築する考え方である。
解説
業務機能を提供するサービスを組み合わせてシステムを作る考え方です。
SOA(サービス指向アーキテクチャ)は、業務の機能をサービスという単位で部品にし、それらを組み合わせてシステムを構築する考え方です。たとえば受注、在庫の引当、請求といった業務機能をそれぞれ独立したサービスとして用意しておけば、業務の変化に合わせて組合せを変えるだけで、システムを柔軟に作り替えられます。サービスどうしは決められたインタフェースでつながるので、個々のサービスの中身を作り直しても他への影響を抑えられます。SOA は特定の技術や規格ではなく、システムをどう組み立てるかという設計の考え方である、という点が見分ける軸です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アWebサービスを利用するためのインタフェ…:Webサービスを利用するためのインタフェースやプロトコルの規定は、サービスを呼び出す具体的な技術の取決めです。SOA を実現する手段として使われることはあっても、設計の考え方そのものではありません。
- イXMLを利用して,インターネット上に存在…:XMLを使ってインターネット上のWebサービスを検索できる仕組みは、サービスを登録して探すための技術です。サービスを組み合わせてシステムを作るという考え方とは、扱っている層が異なります。
- エサービス提供者と委託者との間でサービスの…:サービスの内容、範囲及び品質の要求水準を明確にして事前に合意しておくことは、SLAの説明です。サービスの提供者と委託者の間の取決めであり、システムの構成の考え方ではありません。
この問題の用語
- SLA提供する側と受ける側で、どの水準まで満たすかをあらかじめ取り決めた合意。緊急時の手順や、守れなかったときの扱いも決めておきます。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
出典:平成22年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問18
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