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第60回 午前 問44

臨床医学

登はん性起立を示すの

登はん性起立を示すのはどれか。

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✓ これが正解4Duchenne型筋ジストロフィー

解説

登はん性起立は、Duchenne型筋ジストロフィーの代表的な徴候です。

登はん性起立(Gowers徴候)は、床から立ち上がるときに、手を床や膝、大腿について、自分の体をよじ登るようにして立ち上がる動作です。腰や大腿の近位の筋、特に大殿筋や大腿四頭筋の筋力が低下すると、股関節と膝関節を伸ばして体を起こすことができず、上肢で体を押し上げて補います。Duchenne型筋ジストロフィーは、幼児期から腰帯部や大腿の近位筋の筋力低下が進む疾患で、登はん性起立はその代表的な徴候として知られています。

ほかの筋ジストロフィーは、筋力低下が目立つ部位や発症の時期が異なります。遠位筋や顔面が中心のもの、乳児期から全身が重く侵されるもの、発症年齢がさまざまなものなどで、登はん性起立の典型として挙げられるのはDuchenne型です。

したがって、登はん性起立を示すのはDuchenne型筋ジストロフィーです。登はん性起立は腰と大腿の近位筋の弱さのサインで、それが幼児期から目立つのがDuchenne型、と結び付けて覚えておくと迷いません。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問44(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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