第60回 午前 問75
臨床医学
臨床医学に関する問題
疾病発症の外因のうち、物理的要因はどれか。
- 1鉛
- 2喫煙
- 3紫外線
- 4肺炎球菌
- 5アルコール
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✓ これが正解3紫外線
解説
紫外線は、外因のうち物理的要因に分類されます。
病気の原因は、体の内側にある内因(遺伝や体質、年齢など)と、外から体に作用する外因に分けられます。外因はさらに、物理的要因(温度、放射線、紫外線、電気、気圧、外力など)、化学的要因(重金属や薬物、毒物、アルコール、たばこの煙に含まれる物質など)、生物学的要因(細菌、ウイルス、寄生虫など)、栄養的要因などに分けられます。
紫外線は光(電磁波)のエネルギーとして体に作用し、皮膚の日焼けや皮膚癌の原因となる物理的要因です。残りは、体に取り込まれた物質として作用する化学的要因か、病原体として作用する生物学的要因にあたります。
したがって、物理的要因は紫外線です。エネルギーとして作用するものは物理的、物質として作用するものは化学的、生き物は生物学的、と作用の仕方で分けると見分けやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1鉛:鉛は重金属で、体内に取り込まれると神経や血液を作る働きなどを障害します。物質として体に作用するので、外因のうち化学的要因に分類されます。
- 2喫煙:喫煙では、たばこの煙に含まれるニコチンやタール、一酸化炭素などの物質が体に作用します。外因のうち化学的要因として扱われます。
- 4肺炎球菌:肺炎球菌は肺炎などを起こす細菌です。細菌やウイルスのような病原体は、外因のうち生物学的要因に分類され、物理的要因ではありません。
- 5アルコール:アルコールは、飲んで体内に取り込まれ、肝臓などで代謝されながら臓器に作用する化学物質です。外因のうち化学的要因に分類されます。
出典:第60回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問75(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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