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第60回 午前 問86

臨床医学

末梢神経伝導検査が診断に有用なの

末梢神経伝導検査が診断に有用なのはどれか。

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✓ これが正解2手根管症候群

解説

正中神経が圧迫される手根管症候群は、神経伝導検査が診断に有用です。

末梢神経伝導検査は、手足の神経に電気刺激を加え、神経を伝わる速さ(伝導速度)や反応の大きさ(振幅)、刺激してから反応が出るまでの時間(潜時)を測って、末梢神経の障害を調べる検査です。手根管症候群は、手首の手根管の中で正中神経が圧迫される絞扼性神経障害で、手首をまたぐ部分の伝導が遅れ、潜時が延長するといった所見から診断できます。

残りの病気は、障害の場所が末梢神経ではありません。脳の病気、筋そのものの病気、血管の病気では、末梢神経の伝導は基本的に保たれるため、この検査は診断の決め手になりません。

したがって、末梢神経伝導検査が診断に有用なのは手根管症候群です。中枢の病気、筋の病気、血管の病気を除き、末梢神経そのものの病気を選ぶ、と病変の場所から考えると選びやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問86(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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