第60回 午後 問22
理学療法治療学
ケアプラン第1表に記載される項目
要介護者を対象としたケアプラン第1表に記載される項目はどれか。
- 1総合的な援助の方針
- 2生活全般の解決すべき課題〈ニーズ〉
- 3週間サービスの内容
- 4サービス担当者会議の要点
- 5支援経過
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✓ これが正解1総合的な援助の方針
解説
ケアプラン第1表には総合的な援助の方針を記載します。
介護保険で要介護者のケアプラン(居宅サービス計画書)は、厚生労働省が示した標準の様式に沿って作られ、第1表から順に役割が分かれています。どの表に何を書くかを整理しておくことが、この問いを解く鍵です。
第1表は居宅サービス計画書の総論にあたり、利用者と家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果(2021年4月の様式改正でこの名称になりました)、介護認定審査会の意見、そして総合的な援助の方針を書きます。総合的な援助の方針は、ケアチーム全体がどのような方向で支援するかをまとめたもので、ケアプランの土台になる項目です。
他の項目は別の表に書きます。生活全般の解決すべき課題(ニーズ)は、目標やサービス内容と並べて第2表に書きます。週間サービスの内容は、1週間の予定を示す第3表(週間サービス計画表)に書きます。サービス担当者会議の要点は第4表、支援経過は第5表(居宅介護支援経過)です。
したがって、第1表に記載される項目は総合的な援助の方針です。第1表は全体の方針、第2表はニーズと目標、第3表は週間予定、と表の番号と中身を結び付けて覚えると整理しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2生活全般の解決すべき課題〈ニーズ〉:生活全般の解決すべき課題(ニーズ)は、ケアプランの第2表に書く項目です。第2表ではニーズごとに長期目標・短期目標とサービス内容を並べて書くので、第1表の項目ではありません。
- 3週間サービスの内容:週間サービスの内容は、曜日と時間帯ごとにどのサービスを使うかを示す第3表(週間サービス計画表)に書きます。総論にあたる第1表とは別の様式です。
- 4サービス担当者会議の要点:サービス担当者会議の要点は、ケアマネジャーとサービス事業者などが話し合った内容を残す第4表に書きます。ケアプランの方針を示す第1表に書く項目ではありません。
- 5支援経過:支援経過は、ケアマネジャーが行った連絡や訪問などの経過を時系列で記録する第5表(居宅介護支援経過)に書きます。第1表の項目ではありません。
出典:第60回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問22(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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