平成26年度 秋期 午前Ⅱ 問2
業務プロセス
IDEALに関する問題
IDEALによるプロセス改善の取組みにおいて,図のbに当てはまる説明はどれか。
IDEALのサイクル(bの箱は太枠):
開始 → a → b
↑ ↓
d ← c- ア解決策を作り,その先行評価・試行・展開を行う。
- イ改善活動の優先順位を設定し,具体的な改善計画を作成する。
- ウ活動を分析してその妥当性を確認し,次のサイクルの準備を行う。
- エ業務の現状を調査して可視化し,改善ポイントを明らかにする。
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✓ これが正解イ改善活動の優先順位を設定し,具体的な改善計画を作成する。
解説
bは確立の段階で、優先順位を決めて改善計画を作ります。
IDEALは、カーネギーメロン大学のソフトウェア工学研究所(SEI)が示したプロセス改善の進め方で、開始(Initiating)、診断(Diagnosing)、確立(Establishing)、行動(Acting)、学習(Learning)の五つの段階の頭文字から名付けられています。図では開始の次にaがあり、そこからb、c、dと進んでaへ戻るので、aが診断、bが確立、cが行動、dが学習に当たります。見分ける軸は、改善の流れの順番です。現状を調べて課題をつかんだあと、確立の段階では改善活動の優先順位を決め、具体的な改善計画を作ります。調べる、計画する、実行する、振り返るという順に並べると、bに入る説明が決まります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア解決策を作り,その先行評価・試行・展開を…:解決策を作り、先行評価や試行を経て展開するという説明は、計画を実行に移す行動の段階に当たり、図ではbの次のcです。計画を立てる段階より後の作業なので、bには入りません。
- ウ活動を分析してその妥当性を確認し,次のサ…:活動を分析して妥当性を確認し、次のサイクルの準備をするという説明は、学習の段階に当たり、図ではaへ戻る直前のdです。サイクルの締めくくりの作業なので、bには当てはまりません。
- エ業務の現状を調査して可視化し,改善ポイン…:業務の現状を調査して可視化し、改善ポイントを明らかにするという説明は、診断の段階に当たり、図では開始の直後のaです。改善計画を作る前に行う作業なので、bには入りません。
この問題の用語
- 改善悪いところを直して、より良い状態にすること。一度で終わらせず、計画・実行・評価・見直しを繰り返して続けるのが基本です。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
- 可視化見えにくい状態や流れを、図や数値にして誰でも見える形にすることです。業務の見直しは、まずここから始めます。
出典:平成26年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問2
同じ用語が出る問題
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