令和5年度 北海道 午後 問30
薬事関係法規・制度
健康サポート薬局に関する問題
薬局に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。なお、本設問において、「都道府県知事」とは、「都道府県知事(その薬局の所在地が保健所設置市又は特別区の区域にある場合においては、市長又は区長)」とする。
a 調剤を実施する薬局は、医療法(昭和23年法律第205号)第1条の2第2項に基づく医療提供施設には該当しない。
b 薬局開設者が薬剤師でないときは、その薬局で薬事に関する実務に従事する薬剤師から管理者を指定して実地に管理させなければならない。
c 薬局の管理者は、その薬局の所在地の都道府県知事の許可を受けた場合を除き、その薬局以外の場所で業として薬局の管理その他薬事に関する実務に従事する者であってはならない。
d 健康サポート薬局とは、患者が継続して利用するために必要な機能及び個人の主体的な健康の保持増進への取組を積極的に支援する機能を有する薬局をいう。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 正 誤
- 2正 正 誤 正
- 3誤 正 正 正
- 4正 誤 誤 誤
- 5誤 誤 誤 正
答えと解説を見る
✓ これが正解3誤 正 正 正
解説
b・c・dが正、薬局は医療提供施設に当たるのでaは誤り
薬局に関する決まり(手引きの薬事関係法規・制度の章の薬局)で判断します。
aは誤りです。調剤を実施する薬局は、医療法第1条の2第2項の医療提供施設に該当します。該当しないとする部分が違います。bは正しい記述です。薬局開設者が薬剤師でないときは、その薬局で薬事に関する実務に従事する薬剤師の中から管理者を指定して、実地に管理させなければなりません。cも正しく、薬局の管理者は、その薬局の所在地の都道府県知事の許可を受けた場合を除き、その薬局以外の場所で業として薬局の管理その他薬事に関する実務に従事してはなりません。dも正しく、健康サポート薬局とは、患者が継続して利用するために必要な機能と、個人の主体的な健康の保持増進への取組を積極的に支援する機能を持つ薬局をいいます。
したがって、a誤・b正・c正・d正の組み合わせが正解です。薬局は医療の担い手の一つとして医療法にも位置づけられている、と覚えておくとaで迷いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 正 正 誤:a を正、d を誤りとしています。調剤を行う薬局は医療提供施設に当たるのでaは誤りで、健康サポート薬局の説明であるdは正しい内容です。
- 2正 正 誤 正:a を正、c を誤りとしています。薬局は医療法上の医療提供施設なのでaは誤りで、管理者の兼務を知事の許可がない限り禁じるcは正しいです。
- 4正 誤 誤 誤:a だけを正としていますが、判定は四つとも逆です。薬局は医療提供施設に当たり、管理者の指定、兼務の制限、健康サポート薬局の説明はいずれも正しい内容です。
- 5誤 誤 誤 正:b・c を誤りとしていますが、薬剤師でない開設者が薬剤師を管理者に指定することと、管理者の兼務の制限はどちらも正しい記述です。
出典:令和5年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問30(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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