令和6年度 北海道 午後 問7
人体の働きと医薬品
糸球体に関する問題
腎臓に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 横隔膜の下、背骨の左右両側に位置する一対の空豆状の臓器である。
b 糸球体の外側を袋状のボウマン嚢が包み込んでおり、これを腎小体という。
c 尿細管では、原尿中のブドウ糖やアミノ酸等の栄養分及び血液の維持に必要な水分や電解質が再吸収される。
d 腎臓には、心臓から拍出される血液の1/5~1/4が流れている。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 誤 正 正
- 2正 正 誤 正
- 3正 誤 誤 誤
- 4誤 正 正 誤
- 5正 正 正 正
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✓ これが正解5正 正 正 正
解説
腎臓の位置・腎小体・再吸収・血流量の記述はすべて正しい。
腎臓の構造と働き(手引き第2章 泌尿器系)で判断します。
aは正しい記述で、腎臓は横隔膜の下、背骨の左右両側に位置する一対の空豆状の臓器です。bも正しい記述です。腎臓に入った動脈は細かく枝分かれし、毛細血管が小さな球状になった糸球体を作ります。その外側を袋状のボウマン嚢が包み込んでおり、糸球体とボウマン嚢をまとめて腎小体と呼びます。腎小体と尿細管をあわせたものが、腎臓の基本的な機能単位(ネフロン)です。cも正しい記述です。糸球体で濾過された原尿のうち、ブドウ糖やアミノ酸などの栄養分と、血液の維持に必要な水分や電解質は尿細管で再吸収され、残ったものが尿になります。dも正しく、腎臓には心臓から拍出される血液の1/5〜1/4が流れています。
4つとも正しいので、すべて正とする組み合わせが正解です。覚え方として、糸球体で濾過し、尿細管で必要なものを取り戻す、という2段階の流れをつかむと、bとcの記述が自然に判断できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 誤 正 正:bを誤としている点が違います。糸球体の外側を包むボウマン嚢と糸球体をあわせて腎小体と呼ぶのは手引きの説明どおりで、bは正しい記述です。
- 2正 正 誤 正:cを誤としている点が違います。原尿中のブドウ糖・アミノ酸・水分・電解質などが尿細管で再吸収されるのは腎臓の大切な働きで、cは正しい記述です。
- 3正 誤 誤 誤:b・c・dを誤としていますが、腎小体の構造、尿細管での再吸収、腎臓を流れる血液の量のいずれも正しい内容です。
- 4誤 正 正 誤:aとdを誤としている点が違います。腎臓は横隔膜の下で背骨の両側にある一対の臓器で、心臓から出る血液の1/5〜1/4が流れているので、どちらも正しい記述です。
出典:令和6年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問7(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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