令和8年度 北海道 午後 問6
人体の働きと医薬品
角質層に関する問題
外皮系に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 角質層は、ケラチンでできた板状の角質細胞とセラミドを主成分とする細胞間脂質で構成されている。
b 皮膚に物理的な刺激が繰り返されると、皮下脂肪層が肥厚して、たこやうおのめができる。
c 毛の色は、毛母細胞の間のメラノサイトから産生されるメラニン色素の量の影響を受けない。
d 皮脂には、外部からの異物に対する保護膜としての働きがある。
- 1(a、b)
- 2(a、d)
- 3(b、c)
- 4(c、d)
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✓ これが正解2(a、d)
解説
aとdが正しい。たこは角質層の肥厚、毛の色はメラニンで決まる
手引き第2章の外皮系(皮膚・毛・皮脂腺)の範囲で判断します。
aは正しい記述です。表皮のいちばん外側の角質層は、ケラチンでできた板状の角質細胞と、セラミドを主成分とする細胞間脂質で構成され、皮膚のバリア機能を担っています。bは誤りです。物理的な刺激が繰り返されたときに厚くなるのは角質層で、それがたこやうおのめになります。皮下脂肪層が厚くなるわけではありません。cも誤りです。毛母細胞の間にあるメラノサイトが作るメラニン色素の量によって毛の色が決まるので、影響を受けないとする点が逆です。dは正しく、皮脂腺から出る皮脂は皮膚を潤いのある柔らかい状態に保つとともに、外からの異物に対する保護膜として働きます。
したがって、aとdを選ぶ組み合わせが正解です。たこ・うおのめは角質層、毛や皮膚の色はメラニン色素の量と、どの組織や物質の話なのかを結び付けて覚えておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1(a、b):aとbを選ぶ組み合わせですが、bが合いません。刺激の繰り返しで厚くなりたこ・うおのめになるのは角質層なので、皮下脂肪層とするのは誤りです。選ぶべきdが入っていない点も違います。
- 3(b、c):bとcを選ぶ組み合わせですが、bとcが合いません。刺激の繰り返しで厚くなりたこ・うおのめになるのは角質層なので、皮下脂肪層とするのは誤りです。毛の色合いはメラノサイトが作るメラニン色素の量に左右されるため、誤りです。選ぶべきaとdが入っていない点も違います。
- 4(c、d):cとdを選ぶ組み合わせですが、cが合いません。毛の色合いはメラノサイトが作るメラニン色素の量に左右されるため、誤りです。選ぶべきaが入っていない点も違います。
出典:令和8年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問6(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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