令和8年度 北海道 午後 問7
人体の働きと医薬品
平滑筋に関する問題
骨格系及び筋組織に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 骨には、骨髄で産生される造血幹細胞から赤血球、白血球、血小板が分化することにより、体内に供給する造血機能がある。
b 骨組織を構成する有機質は骨に硬さを与え、無機質は骨の強靱さを保つ。
c 平滑筋は、筋線維を顕微鏡で観察すると横縞模様が見えるので横紋筋とも呼ばれる。
d 不随意筋は、自律神経系に支配されている。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 誤 正
- 2正 誤 正 誤
- 3誤 正 正 誤
- 4正 誤 誤 正
- 5誤 正 正 正
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✓ これが正解4正 誤 誤 正
解説
a・dが正、bは無機質と有機質が逆、cは骨格筋の説明で誤り
手引き第2章の骨格系と筋組織の範囲で判断します。
aは正しい記述です。骨には、骨髄で作られる造血幹細胞から赤血球・白血球・血小板が分化し、それを体内へ供給する造血機能があります。bは誤りです。役割が逆になっています。骨に硬さを与えるのは炭酸カルシウムなどの無機質で、骨の強靱さを保つのはタンパク質や多糖体などの有機質です。cも誤りです。顕微鏡で横縞模様が見えて横紋筋と呼ばれるのは骨格筋で、平滑筋には横縞がありません。dは正しく、自分の意思で動かせない不随意筋(平滑筋と心筋)は自律神経系に支配されています。意思で動かせる随意筋の骨格筋は、体性神経系(運動神経)に支配されます。
したがって、a正・b誤・c誤・d正の組み合わせが正解です。硬さは無機質、強靱さは有機質、横縞が見えるのは骨格筋、と対にして覚えると取り違えません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 正 誤 正:bを正としていますが、骨を硬くする役は無機質、しなやかな強さを支える役は有機質で、記述では入れ替わっているので誤りです。
- 2正 誤 正 誤:cを正としていますが、横縞が見えて横紋筋と呼ばれるのは骨格筋で、平滑筋ではないため誤りです。dを誤としていますが、平滑筋・心筋などの不随意筋は自律神経系の支配を受けるので、正しい記述です。
- 3誤 正 正 誤:aを誤としていますが、骨髄で造血幹細胞から血球が分化して供給されるので、正しい記述です。bを正としていますが、骨を硬くする役は無機質、しなやかな強さを支える役は有機質で、記述では入れ替わっているので誤りです。cを正としていますが、横縞が見えて横紋筋と呼ばれるのは骨格筋で、平滑筋ではないため誤りです。dを誤としていますが、平滑筋・心筋などの不随意筋は自律神経系の支配を受けるので、正しい記述です。
- 5誤 正 正 正:aを誤としていますが、骨髄で造血幹細胞から血球が分化して供給されるので、正しい記述です。bを正としていますが、骨を硬くする役は無機質、しなやかな強さを支える役は有機質で、記述では入れ替わっているので誤りです。cを正としていますが、横縞が見えて横紋筋と呼ばれるのは骨格筋で、平滑筋ではないため誤りです。
出典:令和8年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問7(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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