平成23年度 特別 午前 問54
サービスマネジメント
ガントチャートに関する問題
プレゼンテーションの目的とグラフの使い方の記述のうち,適切なものはどれか。
- アZ グラフを利用して,一定期間の売上実績や業績傾向を表示する。
- イ円グラフを利用して,作業予定に対する実際の進捗の度合いを表示する。
- ウ折れ線グラフを利用して,複数の評価項目に基づく製品の機能の優劣を表示する。
- エ散布図を利用して,製品に対する各社の市場占有率を表示する。
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✓ これが正解アZ グラフを利用して,一定期間の売上実績や業績傾向を表示する。
解説
三本の線で伸びの傾向を読む図の使い方です。
グラフには、それぞれ得意な問いがあります。全体の内訳を見たいのか、時間に沿った移り変わりを見たいのか、二つの量の関わりを見たいのか、項目ごとの釣り合いを見たいのかで、選ぶ形が変わります。四つの肢はどれも図と使い道の組合せですから、片方ずつ当てれば決まります。Z グラフは、その月だけの実績、期首からの累計、直近十二か月の合計を毎月ずらして取った線の三本を重ねたもので、三本が Z の字に見えることからこう呼ばれます。読みどころは三本目の傾きです。季節による上下を打ち消した後の傾向が現れますから、右上がりなら伸びており、水平なら横ばい、右下がりなら落ちていると読めます。月別の実績だけを眺めていると季節の波に惑わされますが、この形なら一定期間の売上実績と業績の傾向を同じ絵の中で示せます。残る三つに共通するのは、その図の横軸に置けないものを載せようとしている点です。全体を百として割合を示す図に進み具合を載せる、順序の無い項目を線でつなぐ、一つしかない量を点として打つ、という具合です。横軸に何が並ぶかを先に考えると、選び方で迷いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ円グラフを利用して,作業予定に対する実際…:円グラフが表せるのは全体を百とした構成比です。作業予定に対する実際の進み具合を見るには、期間を横に伸ばして予定と実績を並べるガントチャートが向いています。
- ウ折れ線グラフを利用して,複数の評価項目に…:折れ線グラフが得意なのは時間に沿った移り変わりです。複数の評価項目には順序がありませんから線でつなぐ意味が薄く、項目を放射状に置くレーダーチャートの方が向いています。
- エ散布図を利用して,製品に対する各社の市場…:散布図は二つの量の関わりを見るために点を打つ図です。市場占有率は全体に対する割合という一つの量ですから打点できず、構成比を示す円グラフなどで表すことになります。
この問題の用語
- ガントチャート作業ごとに横棒を引き、予定と実績を並べて示す工程管理図表です。仕掛かり中の作業まで見えますが、作業どうしの順序関係は表しません。
- 作業工程を組み立てる、一つひとつの仕事の単位のことです。開始と終了、所要日数をもち、順序をつないで全体の日程を作ります。
出典:平成23年度 特別 応用情報技術者試験 午前 問54
同じ用語が出る問題
- 平成30年度 秋期 午前 問52:トレンドチャートの説明(ガントチャート)
- 平成28年度 秋期 午前 問74:ガントチャートの説明(ガントチャート)
- 平成23年度 秋期 午前 問50:ガントチャートの特徴(ガントチャート)
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